2020年11月27日

行動

行動

今回の内容は行動について書いていきます。

この季節は新年度に入ったということもあり職場や私生活での環境の変化があった人も多いと思います。

実は人は良い変化であってもストレスを感じることを知っていますか。
アメリカのホームズ博士が様々なストレスの大きさを数値化したものでストレス指数というものがあります。
まず「配偶者の死」を100として、「離婚」73、「配偶者との別居」65、「近親者の死」63、「病気や怪我」53、「結婚」50、「解雇」47、「退職」45、「家族の病気」44、「妊娠」40と続いています。
この数値から見てもわかるように全てが悪い変化ばかりではありません。
中には結婚や妊娠といった喜ばしい出来事でもストレスを感じるということです。
そういえば、マリッジブルーやマタニティーブルーといった言葉もありますよね。

つまり人は変化を恐れているということになるのです。
なぜなら人は本能的に恒常性(内部環境を一定の状態に保つ働き)を求め、できる限り今の状況を変化させないようにしようとする力が無意識に働くようプログラムされているのです。
今書いた部分は本能に近い部分で行われています。
しかし人間は本能だけで動いてはいません。進化という過程から感情の部分が発達し、更には理性といった部分ができているのです。
つまり人は理性という部分を手に入れ、自分をうまくコントロールをする術を手に入れているのです。

そこで重要になってくることが、行動することなのです。
「百聞は一見にしかず」ということわざを聞いたことがあると思います。
この意味は人から百回同じことを聞くよりも実際に自分の目で一回確かめた方が早いという意味です。
しかしこのことわざには「百聞は一見にしかず、百見は一行にしかず」と続きがあるそうです。
百回同じことを聞くよりも実際に自分の目で一回確かめた方が早いが、同じことを百回見るよりも、自分で一回やってみる方が早いという意味です。
例えば海やプールで泳ぐために、泳ぐコツを書いた本を読んだり、人からどうやって泳げばいいのか聞いたりしたからといっていきなり泳ぐことができる人はいないでしょう。
実際に水の中に入りどうすれば水に浮くのかを経験し、そこから手や足をいかに効率よく動かせば前に進むのかを持っている知識をもって、チャレンジしたからこそ泳ぐことができているのではないでしょうか。

このように皆さんもこれまでの経験でやってみないとわからなかったことはたくさんあったはずです。
自分がしたいと思えることであれば、ストレスを恐れずに行動し続けることが大切です。

自分の人生を自分の意思でコントロールするためにも行動できるあなたになることを心から応援しています。

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