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2019年09月30日

期待

人は少なからず何かに期待をしているのではないでしょうか?
「結婚をすれば幸せになれる」
「次の誕生日にはブランドのバッグを買ってもらおう」
といった感じで期待は自分に対しての期待、また相手に対しての期待と両方あります。

期待には様々な形がありますが、その期待通りにいかないのはこれまで経験済のはず。
期待をしなければ傷ついたり、ショックを受けたりすることはないのですが、わかっていても期待することを辞められません。
期待は、生きる希望であり、生きる意欲に繋がるため期待を失くすことは無理だということは皆さんもご存知のはずです。

ではこの期待に対して自分がどう向き合うかによって何かを変えることができるのでしょうか?
期待を辞書で調べるとあることが実現するだろうと望みをかけて待ち続けること。当てにして心待ちにすること。
と非常に消極的な受動的な意味になっています。

期待をするだけでは、受動的(受け身)な状態で自分の意思とは関係ない力が作用してきます。
つまり受動的の状態では、そのチャンスが訪れない限り変化が起きないということになります。
その逆に能動的な状態があります。
能動的というのは自分から積極的に働きかけるさまという意味なので、期待に応えることを意識し、期待に応えるよう行動をすることができればそれは能動的なものになり、期待が期待ではなくなり、目標といったものに置き換わるのではないでしょうか。

もちろん能動的な部分ばかりを肯定しているわけではありません。
受動的はインプットであり、能動的はアウトプットです。
人間の活動はインプットとアウトプットの連続であり、どちらかばかりでは成り立っていきません。
何事にもバランスが必要になってくるのは理解しているはずです。

期待ばかりしている人いませんか?
あの人が変わってくれたら・・・。
給料があがらないかな~。
浮気しないでね。
私のこと理解してよ!
上司が変わらないかな~。
などなど・・・。

いくらでも出てきそうですが受動的なインプットだけではなく、その期待に向けてどう能動的にアウトプットできるか意識することが重要なのではないでしょうか。

自分に対して期待を知りどう行動するかを意識できれば、間違いなく他人の期待に対しても行動できるのではないでしょうか。
ちょっとした心遣いも自分に意識してみてくださいね。  


Posted by じろー at 09:24Comments(0)心遣いアンテナ

2019年09月27日

デート

婚活セミナーの講師を行った時に、何を伝えようかと考えたのですが、やはり相手を想う気持ちすなわち『心遣い』が大切だと感じたので今回のテーマはデートです。

今回の話は勿論できている人も多いのでしょうが、女性からの意見は非常に厳しいもの。
男性に対するダメ出しを聞いていると、私までも反省することが一杯です。
特に初めてデートをする時には、「お洒落には気遣いをして欲しい」という意見が多いようです。

女性はデートのために、ネイルアートをしたり、中にはエステに行ったり、お洒落な服を前もって準備したりと相手に好感を持ってもらえるように準備をしてきます。
しかも当日にはお化粧もしてきてくれていますよね。
それを考えると、どれだけの時間を使っているのでしょうか。

しかし男性はというと・・・。
勿論そうでない男性はいるのでしょうが、服装もそんなにこだわることがなかったりすることもあります。
準備ができていないと、デートという捉え方にギャップができてしまい、女性からするとテンションが落ちて楽しくなくなることがあるようです。

私の知り合いにもいますが、都会の方では自分のセンスに自信が無い人に服を買いに一緒について行き、全身をコーディネイトするサービスを行っている人がいます。
そこまで相手のことを真剣に想いデートに臨んでもらえれば、女性も嬉しく感じてもらえるのではないでしょうか。

そこまですることができないという人もいるでしょう。
しかしきっと考えれば、相手に少しでも好感を持たれるように考え、実行することはできるはずです。

私がよく言うことは、喫煙をする人は「デートの当日は喫煙をしないでください。」と言います。
最近は喫煙する方には非常に肩身が狭い思いをしていることでしょうが、それだけ臭いが目立ってしまうのです。
しかも煙草は口臭だけではなく、せっかくお洒落をした大事な服までに臭いが付いてしまうのです。
これまでの努力が台無しになってしまいます。

せめてそのぐらいは、相手のことを想い我慢をしてデートに臨みましょう。
臭いで考えると勿論喫煙だけではなく、ニンニクやコーヒーといった口臭が残る食べ物や飲み物に関しても注意をすることをお勧めします。

せっかくのデートで、ちょっとした努力で改善できることであれば是非改善してみてください。
そういった心遣いの考え方がもっと広がり、相手を大切にしたい気持ちが増えるはずです。  


Posted by じろー at 09:18Comments(0)心遣いアンテナ

2019年09月25日

時間

以前テレビで“出来る”バーテンダーかどうかを見抜く方法として腕時計をしているかどうかで見抜くことができるということを紹介していました。
腕時計をしていると、お客様に知らず知らずに時間を思い出させてしまうということが理由だそうです。
確かにそう言われてみれば、時計などどこにあるのかわからないお店もよくありますよね。
そういったお店では現実の世界から離れ、ちょっとした異空間への仕掛けがあるのでしょう。 そこには時間を忘れて、その場を楽しんでもらいたいという心遣いが感じられます。

そう言えばこれに似た考えですが、私のカウンセリングルームでもワザとクライアントから時計は見えない位置に置いています。
私の所はカウンセリングルームですから時間を忘れて楽しんでもらうことを意図してそうしているのではありません。
どちらかと言えば、自分と対話をしてもらう時間を余計なことを気にせず、ゆっくりと取ってもらうことを行ってもらいたいという考えです。

最近では、セミナー行う時でも2時間程度であれば、集中してもらうためにあえて時計は見えないように目隠しをし、更に参加者の方にはすべて時計を見ることができない様に片付けてもらうことも行っています。
その変わりといっては何ですが、カウンセリングでもセミナーでもクライアントや参加者の集中力が途切れないように、また飽きさせないように、できる限り興味を持ってもらえるな話をするように心がけています。
そして終了時間近くになりと、ワザと話の途中で切り上げ「今時間がどのぐらい経ったと思いますか?」という質問を入れるのです。
これが飽きる内容だったら、苦痛を感じますから時間が長く感じられるので緊張の一瞬でもありますが・・・。
しかし、有難いことに時間を短く感じてもらえていることがほとんどです。
その質問を挟む事で現実の世界へ引き戻し、良い意味での自分の世界へ入る集中力を理解してもらうことを行っています。

今回はテレビで見た時間というキーワードで、そこまで意識して行っていなかった自分の行動を再認識し整理することができたように思えます。
楽しいときや面白いときは時間が短く感じますよね。

そういった時間をコントロールするような空間作りや演出というのもやはり心遣いという視点からも必要なことだということをもう一度意識してみてはいかがでしょうか?  


Posted by じろー at 09:51Comments(0)心遣いアンテナ

2019年09月23日

お店のサービスⅡ

かなり前になりますがお店のサービスということでコラムを書かせて頂きましたが、今回はまた別のお店で聞いた話です。
そのお店は全国的にあるお店で、代表の方など様々なテレビや雑誌に出ており、かなりサービスを徹底した所を売りにしているお店です。

最近はお客様の視点に合う様に片膝をつき、注文を聞いてくれるお店も多くなりました。
片膝を付くことでお客様との視線がしっかりと合い、しかも上から見るのではなく下からと、人と接する基本でもある姿ですよね。

今はどんなところに心遣いがあるのかということで聞いてみると、特にこの寒い時期、女性はブーツで来られる方が多いということで、下駄箱にブーツが入るスペースを確保したということです。
確かに男性の視点では、そういった心遣いに気付きません。 私的には、靴を脱いでお店に入るという所が気に入っていますが。 やっぱりお酒など飲むときはゆっくりとくつろぎたいですよね。
そんな時、家で靴を履かない日本人としては有難いサービスです。
しかも靴を脱ぐことで衛生面でもかなり違ってくるのではないでしょうか。

一つ気になる点といえば、靴箱の鍵が大きいこと。
失くさないための工夫として大きくしているのでしょうが、どこに置くかちょっと考えてしまいます。
意外に邪魔になりますよね。
それに「どんなに酔っても鍵を失くしてはいけない」ということで楽しさの妨げになる要因になります。
そこをもう一工夫して欲しいものです。

例えば、スーパー銭湯のように受付で預かるとか、もしくはテーブルの横ぐらいにその鍵専用の置き場があるとかね。
そうすれば、置き場に迷うことなくちょっとした安心感に繋がるのでないかと思いますがどうでしょうか?

他にも女性のお客様には膝掛けの用意をしておくなど考えれば次々に案が浮かんできそうです(笑)。

他の心遣いでは、そのお店の商品で「オニオンリングフライ」があるそうなのですが、その衣に香辛料が入っており少しカレー味がするのですが、お客さんはカレー味がすると思わずに頼んだそうです。
その意見を頂いて、すぐに全店のメニューに「カレー風味」という説明を貼ったそうです。
それは本当に些細な指摘だったのでしょうが、すぐに全店で対応をするといった心遣いが非常に感心しました。
特に店舗(人)が多くなればなるほど、そんな些細なお客様の声なんかはどこかへ言ってしまいがちです。
そういった小さな声も逃さずキャッチするアンテナを張り巡らせることほど、大変なことはありません。
しかし働いている人が、上司を信頼し、会社に対して誠実なココロを持つからこそ、サービスでは日本一と言っていいお店ができるのだと感心しました。

もっと色々な心遣いを聞かせて頂いたのですが、書ききれないので今回はこのぐらいにしておきます。

サービスの基本はお客様への心遣いだということを意識してみましょう。  


Posted by じろー at 09:19Comments(0)心遣いアンテナ

2019年09月21日

お寺さん

昨日の夕方、お寺さんにお勤めにきていただいたのですが・・・。
いつもよりお経が早い?

なるほど!
ラグビーワールドカップの試合があるからですね(笑)
その方は学生時代ラグビーしていて、今回のテレビをとても楽しみにしていたそうです。  


Posted by じろー at 13:17Comments(0)日記

2019年09月20日

コミュニケーションの目的

あなたはコミュニケーションを理解していますか?

コミュニケーションと言うのは、自分がどう伝えたかではなく、相手がどう受け取ったかが重要です。
例えば仕事などでも自分がしっかりと教えたつもりでも、相手にしっかりと理解をしてもらっていなければ、自分だけの満足感で終わってしまいその行為自体に意味が無くなるのです。
コミュニケーションの目的は、自分の言いたいことや伝えたいことが「ちゃんと伝わったか?」ではないでしょうか?

「ちゃんと理解しましたか?」
という質問に、
「ハイ。」
と答える人は本当に理解ができているのでしょうか?

本当に理解ができているのであれば、間違ったことをしたり、違うことをしたりといったケースが起きるはずがありません。
しかし、現実ではそんなことがよく起こっていませんか?
「ハイ。」と返事をした人はもちろん意味も十分理解できている人もいます。
しかし、中には何がわからないかもわからずただその場の状況に流されている人も多々いるのです。
また「イイエ。」という答えをすることに抵抗を持ち「ハイ。」と返事をする人さえいるのです。

あなたもそんな返事をしたことがありませんか?
人事のように書いていますが、私はそんな経験があるのです。
そんな時、理解できていなかったことが必ず後に残っています。

私がそんな経験を多々しているのですから、私はカウンセリングやセミナーを行なう時に、できるだけしつこいぐらいに質問又は(雑談でも可なのですが)を促します。
「どんな関係のないようなことでもお気軽に質問お願いします。」
「また後日でもいつでも連絡してご質問を受け付けます。」
といったように出来る限りその人の今考えていることや、後から感じたことなどを聞かなければ、理解をすることができません。
何でもいいので話をすることで、コミュニケーションの目的がどのぐらい達成できているのかを確認を取ります。

これは最初に書いている、「コミュニケーションは相手がどう受け取ったか」を最優先に考えているということに意識をしていることからの考えです。
皆さんも、もう一度コミュニケーションの基本を意識し直してみてはいかがでしょうか?  


Posted by じろー at 09:37Comments(0)心遣いアンテナ

2019年09月18日

受け入れること認めること

あなたは受け入れ認めることができていますか?

これは人を受け入れ認めることもそうですが、自分のことも受け入れ認めることができているかという質問です。
私は日頃からカウンセリングで人を受け入れ認めていくことを行っていますが、意外に私自身が自分を受け入れ認めることができていない部分があることに気付きました。

それはある交流会に参加したときのこと。
その交流会とは私と同じカウンセラーやセラピストの集まりで、その世界では著名な方が何人も参加されている会です。
その交流会での私の評判を後から聞くことになったのですが、皆さんそれぞれが口を揃えて私のことを褒めて頂いたということを聞きました。
人から受け入れ認めてもらい、褒めてもらうことは簡単なことではないのに、しかもたくさんの人を観ているプロの方々からというのは私にとって非常に意味のある言葉になりました。
実は恥ずかしながらそういった著名な方と接するとき、「私はまだまだだ」という根拠のない劣等感を感じていたのです。
そこは前から何となくわかってはいたのですが、そんなに機会があることでもないということで自分の中でそのままにしていたのです。
しかし今回受け入れ認めてもらったことで、自分の中での根拠のない劣等感がものの見事に無くなり、その逆に自分に対して大きな自信を持つことができたのです。

つまり人から受け入れ認めてもらうことだけでも気が楽になったりするのに、人からの言葉を素直に受け入れ自分を認めることで大きな自信に繋がるのです。
ここで重要なのは、せっかく人から受け入れ認められたとしても、自分自身に対して同時に受け入れ認めることができなければ、効果が半減するということです。
カウンセリングをしていても気付くことですが、自己否定の強い方はこちらが受け入れ認めているのに自分という自らフィルターをかけることで自信にうまく繋げないようにしているのです。
せっかくの自信を持つチャンスなのに自らそのチャンスを潰し、それだけで終わればまだしも自分に自信が持てないと悩む・・・。

こればっかりは、自分で気付かなければどうしようもありません。
信じ込んでいるその考えは根拠があるのでしょうか?
根拠となる証拠がないことがほとんどではありませんか?
あなたは自信を持ちたいですか?
そこまで気付けば簡単です。

私の経験から感じたことですが、やはり人を受け入れ認めることは人に自信をつけ、そして同時に安心感も与えることができる大切なコミュニケーションだということを意識し、行動してみてください。  


Posted by じろー at 08:58Comments(0)心遣いアンテナ

2019年09月16日

ありがとう

今回は私がカウンセラーになるずっと前の話で印象に残ったことを書いていきます。

ちょうど学生最後の年の夏休みに大阪に住む友人の家に遊びに行った時の話です。
遊びに行った友人とは小学校1年の時からの付き合いで、お互いクラスが同じになることが多く、よく一緒に遊んでいました。
その友人は私と違って、成績も良く、そしてスポーツもでき、学校の中でも目立つ存在。
良く言えばリーダーシップが取れる人でしたが、悪く言えばちょっと我侭なところもある人でした。
そんな我侭な面もありますから、納得いかずよく喧嘩もしていました。
しかしながら小・中学校は同じ校区で、一緒に学校に行く仲でもありました。
高校に入ると、たまに遊ぶ程度になり大学に入ると(私は大学には行きませんでしたが。)本当に会うことなんてないぐらいの疎遠ぶり。

そんな状況での遊びに行った時。
昔のたわいの思い出話をしている中にも、昔の印象と違った印象が・・・。
そう「別人かな?」と思えるぐらいの違和感を感じたのをもう20年近く経ってもまだ覚えています。

ずっと話をしながら、「何が違うのだろう?」とずっと考えていました。
そうしてわかったことが、
「ありがとう。」
という言葉が頻繁に彼の口から出ていたのです。
そういや、過去を振り返ってもそんな言葉の印象なんてほとんどありません。
何が彼を変えたのか非常に興味を持った私は彼に直接聞いてみると彼は、
「高校生の時の友人がどんな些細なことにもすぐに「ありがとう」と言う奴がいてそれにすごく感動して、真似をしてみようと思った。」
といったことを話してくれました。

「ありがとう」

という言葉が
「そんなにも人を変えるのか!」
と逆に私も感動を覚えたのを覚えています。

それと同時に自分が彼とずっと付き合っていて、彼を本当に思って我侭な所をあれこれとアドバイスをして直すように言っていたことも意味を成さず、自分が尊敬をしその人のように成りたいと思ったら自分でしか変えることができないということをその時に学ばせてもらったような気がします。
人が誰かの人生(何か簡易な決断でもいいと思います。)を無理矢理変えることはできず、もし変えたい人がいるなら自分が変わらないといけないということです。

また「ありがとう」という感謝の気持ちを持つことで、自分中心ではなく相手中心の視点を持つことができ、本人の気が付かない所で変化を始める。
しかもその短い言葉により、周囲に何とも言えない心地よさを感じさせることができるなんて何て素晴らしい言葉なのでしょうか。

言い慣れていなければ、恥ずかしさが先に立つかもしれませんが、ずっと意識して言い続けていると自然と言葉が勝手に出てくるようになるのではないでしょうか。
是非実践することをお勧めします。  


Posted by じろー at 09:14Comments(0)心遣いアンテナ

2019年09月13日

メラビアンの法則

皆さんはメラビアンの法則を知っているでしょうか?
「初対面で会ったときに受ける印象を決定づける要素を分析したもの」なのですが、この言葉を聞いてもあまりピンとこない方が多いかも知れません。

第一印象を決定する要素として、表情やヘアスタイル、身だしなみや着こなし、姿勢や歩き方、言葉使いや声のトーン、話をするときの早さや声の大きさ、他にも言葉の意味など他にもたくさんの情報が存在し、伝達されるのです。
このメラビアンの法則によると、
目からの情報は全体の55%も占めており、耳からの情報(声のトーンや大きさや話す速度といった情報)は全体の38%を占めています。
そして僅か7%しか残っていないのが、言葉の意味になるのです。
そういったことを考えてみると、相手とコミュニケーションを取る時に、「人は見た目ではない。」と言いますが、やはり見た目が重要であることは誰でも理解できるはず。

女性であれば、「自分の印象を相手にどう意識してもらうか」といったことを日頃からメイクをするので、男性より意識ができているかもしれません。
見た目を意識し、コントロールすることで相手の印象を変えることができるのです。
女性であれば、仕事をするときのメイクと、友達と遊びに行くときのメイク、また結婚式に出席するときのメイクといったように状況にあったメイクを行っています。
見た目を変化させることで、相手に与える印象を変えることができるのです。

他にももちろん、耳からの情報も大きく占めるのでそのときに応じた変化が重要です。
例えば楽しい話の場合は、弾むような声のトーンで少し早口になりますし、悲しい話をしている場合は、物静かで低めでトーンが落ち着いた速度になります。

私もセミナーをする際にこのメラビアンの法則は常に意識をしています。
まず私の話の無いようによって自分の着ていく服装を決めています。
本当に真剣に思いを伝えたいことがあるときには、スーツに白いシャツにネクタイ、又場合によってはカウンセリングを行うときに着用する白衣を着てセミナーを行う場合もあります。

また逆に少しぐらい催眠の話を織り交ぜ、話を楽しんでもらいたい場合は、黒いシャツにノーネクタイといった少し怪しさを感じられるぐらいの服装で行う場合もあります。
見た目でどういった自分を演出するかは事前に考え、セミナーを行うのです。

またセミナーが始まればその場を楽しんで帰ってもらうために、少し早口で弾んだ声になるように心がけています。
もちろん最も理解して欲しいところや、重要なところは少し低めのトーンで落ち着いた速度に変化をさせたりもします。

言葉の意味を考えすぎて、うまく表現できないためのコミュニケーション失敗という話を聞きますが、言葉の意味なんか全体のたったの7%。
わずか7%しかない部分に力を注ぐより、全体の55%も占めている見た目の情報をコントロールする方がずっと効果的で楽にできるはずです。
相手にとって好印象を持ってもらうことというのは、相手に対しての心遣いからくるものではないでしょうか。
皆さんもちょっと意識してみてくださいね。  


Posted by じろー at 08:56Comments(0)心遣いアンテナ

2019年09月11日

カウンセラーの資質

このコラムの中で「カウンセラー(私)の心遣い」という題名でコラムを書かせて頂きましたが今回は、「カウンセラーの資質」として書いていきます。
題名ではカウンセラーと書いていますがカウンセラーと限定してしまうよりも、ここでは相談を受ける人すべてに向けて書いていることをご理解頂ければと思います。

カウンセラーというのにも様々な職種があり、心理的に相談を受ける心理カウンセラーという職種もあれば、化粧品販売での商品に対しての相談業務や子どもの学業等についての相談業務といった職種も今やカウンセラーとして表現されています。
そう考えてみると、カウンセラーと表現するかしないかは別として、例えば会社で「上司が部下の相談を受ける」「同僚の悩みを聴く」や家庭で「親が子どもの相談を受ける」「配偶者の悩みを聴く」といった感じで様々なところで悩みが存在し、相談が行われているのではないでしょうか。
そのときにカウンセラーとしてのマインドを学んでいるとか心理の知識があるとかないよりもあるに越したことはありませんが、絶対に必要なものではないことが一度でも相談を受けたことがあるのであれば、きっと気付くはずです。

では「カウンセラー(ここでは相談を受ける人)として大事なことは何か?」ということになります。
私が考えているカウンセラーに大事なことは「感性」だと考えています。
感性と言ってしまえば抽象的な表現すぎるかもしれませんが、例えるなら芸術家や音楽家のような直観力や観察力といった所でしょうか。
でも芸術家と音楽家ではまた違った感性を持っていると思います。
そのカウンセラー版といったところでしょう。
もう少しだけ具体的に書けば、「部屋とYシャツと私」の歌詞の中に女の勘は鋭いもの あなたは嘘をつくとき 右の眉があがるといったちょっと男性にはドキッとするフレーズがあるのですが、「あなたのことに関してはどんな細かい表情もしぐさも感じ取ることができます」くらいの感性になるのでしょう。

確かに私がカウンセリングを行う場合は初対面ですのでそのような細かい癖のようなものは知りませんが、微妙な変化などはできる限り見逃さぬよう細心の注意を払っています。
それは相手の話を聴きながら、自分軸ではなく相手軸で物事を感じることができる感性なのではないかと考えています。

あなたは相談をしたときに、「それは違うよ」と簡単に否定されたら、気持ちはスッキリできますか?きっと「この人に相談したのは間違いだったな」と感じると思います。

そう、カウンセラーの資質として書いていますが、カウンセラー(相談を受ける人)は相手の気持ちを相手軸で感じることができる感性です。
感性は、これまでの経験やこれからの経験次第で訓練をしていくことはいくらでもできるはずです。
そういったことをちょっと意識した生活をするだけでも違ったものが見えてきたり、感じたりできるのではないでしょうか。  


Posted by じろー at 09:55Comments(0)心遣いアンテナ

2019年09月09日

視線の動かし方

以前にこのコラムの中で視線解析の説明をしたことがありますが覚えているでしょうか?

簡単に説明しますと、人は無意識のうちに視線を色々なところへ動かしているが、ほとんどの人が癖のようなもので、よくいくポイントがあるということ。
そしてそのポイントにより、どんなイメージをしているのかを見極めようといった内容です。

これは相手の視線の動きに注意して見ようといった内容でしたが、今回は相手ではなく、自分の視線の動かし方をちょっと意識してみるといった内容です。

皆さんは相手と会話している時、どこを見て話を聴いていますか?
「相手の目をみて話を聴くことが当たり前だ。そうでないと相手に失礼だろう!」
なんてことを思っている人。
実は多いかもしれません。
そういった教育を学校の先生や、親、そして上司に言われたかもしれません。

だけど視線を相手に持っていった方がいいのかどうかは、相手によりけりなのです。
「何で?」
と疑問を持つ方も多いでしょう。
よくコミュニケーションを円滑にするために、
「○秒相手の目を見つめて、その後○秒目を反らしましょう。」
なんてことを書いている本などありますが、はっきりいってしまえばそんなものコミュニケーションでも何でもありません。
だってコミュニケーションというのは、相手がいて自分がどういった反応をするかによってコミュニケーションが円滑になるか、ぎこちなくなるのかが決まるのです。

ということは、目の前にいる相手の反応を無視してしまってはコミュニケーションを取るレベルでは到底あり得ないのです。
マニュアル化されたロボットを相手にするのであれば、そういった内容でも充分通用するのでしょうが、相手は生身の人間。
ましてや、考えていることや、感じていることなど人によって様々。
これをマニュアル化なんて出来るはずがありません。

では、最初の話に戻りますが、「話を聴くときにどこを見ればいいのか?」という答えなのですが、答えはありません。
といってしまえば不満に思う方も多いでしょう。
あえて答えるならば、
「相手の視線に自分も合わせる」
ことです。

視線恐怖症の方に真直ぐ相手の目を見つめ話を聴いてしまえば、相手は恐怖心や圧迫感を感じ、話をする所ではなくなります。
逆に自分に自信を持っている人には、視線を出来る限り同じタイミングで合わせてあげると更に自信を持つことができます。
あなたが話をしている時、相手に視線を外されたら
「自分の話に興味はないのかな?」
と不安を感じた経験、一度はあるでしょう?

ということは、ずっと目を見るということではなく、相手の視線に合わせて、相手が視線を外した時には、自分の視線も自然と外すといったことが最もふさわしい答えになるのです。
そんな視線の動かし方一つにも、相手を心地よくする秘訣があることを覚えておいてくださいね。  


Posted by じろー at 09:27Comments(0)心遣いアンテナ

2019年09月08日

アンガーマネジメント

今日はキャリアコンサルタントの更新講習の為、岡山まで。


内容はアンガーマネジメントについて。

アンガーマネジメントについて一日中お勉強。

・・・はいいのですが・・・
一番初めの部分で
アンガー → 怒り
マネジメント → 後悔しないこと



とあります。

「怒りを持つことは悪いわけではない。怒りを上手に出す。」ということは賛成です。
その感情だけ無くすということはむりですからね。

しかし「マネジメント → 後悔しないこと」は違うのではないでしょうか?
これをそのまま素直に理解するとしたら、怒りを後悔しなければアンガーマネジメントができていることになります。

ということは最近ニュースに流れていたあおり運転を繰り返していた人はアンガーマネジメントができているといことになります。
なぜか?
それは怒ることに対して後悔していないから繰り返し悪質なあおり運転をしていたのですよね?
今は逮捕され、反省して後悔しているのでアンガーマネジメントができていない状態になります。

この前提がしっかりしていなければ、何を目的としたアンガーマネジメントなのか?がなくなります。

休み時間に講師の方にしたところ、困った後に「怒ることで周りの人が困りますよね?だからその人がアンガーマネジメントを学ぶ必要があるのではないですか?」といった答え。
そもそもアンガーマネジメントは誰のために身に付けたり、学んだりするスキルなのでしょうか?
それは人に迷惑をかけないために学ぶスキルなのでしょうか?

違います。
目的は自分が自分のために、自分の人生を生きやすくするために学ぶものです。
その前提条件が明確にできていないと内容が入ってきません。

岡山まで時間とお金をかけて行った講習は、指定の講習時間クリアのためだけの講習になりました。

他の人ももっとアンガーマネジメントとは「怒りをコントロールすることを学ぶことかと思っていた」という話をしていました。
たしかに時間が短いから説明しきれない部分もたくさんあるんでしょうけどね・・・。  


Posted by じろー at 17:00Comments(0)真面目な話

2019年09月06日

夫婦の心遣い

少し前にインターネットで何気に見た記事。

具体的なことは忘れましたが、共働きの夫婦で夫に言われてカチンとくる一言だったと思います。
その中で一番多かった回答は、
「手伝ってあげたよ。」
と言う言葉。

多分、夫の方からすると妻のことを思い「妻も仕事をしていて疲れているだろうし、少しでも手伝って楽にしてあげるか。」といった感じで良かれと思い家事を手伝ったのだと思います。
間違いなく「何も手伝わない夫よりも手伝う夫の方がいいに決まっている。優しいじゃないか。」と男性からすると普通は考えますよね。
しかしこの「手伝った」という言葉がいけないみたいです。

家事は勿論どちらのため、また他の家族がいるのであればその家族はどちらかがお世話をしないといけないと決まっているものではありません。
そう考えると、「手伝った」という表現は妻からすると頭にくるようです。

しかも「あげたよ。」と言われた日には「何で上から目線なんだよ。」と感じるようです。
(これは私の妻のお言葉)
さすがの私も耳の痛いお言葉・・・。

夫婦になって生活を共にすると、いつも一緒にいて何でもわかってくれるとい
う思い込みや気の緩みからかはわかりませんが、何気に相手の立場を考えずに
こういった言葉を使っているように感じます。

夫婦ですから、結婚当初はお互いを愛し合っていたから結婚しているはずです。

もう一度その気持ちを思い出し、相手を大切に思う心を持つことができれば、家庭円満に繋がっていくのでしょう。

またそういった身近な人にできる言葉の一つでも、もう一つ上のランクの心遣いができれば間違いなく周りの不特定多数の人を心地よくさせる人になれるのではないかと思います。

そのためには、心遣いのアンテナの感度を高め、しっかりと受信し、気付くことが大事ですよね。  


Posted by じろー at 09:14Comments(0)心遣いアンテナ

2019年09月04日

マニュアルを超える

どんな仕事にもマニュアルというものが存在するでしょう。
正しく効率良く誰でも同じレベルで動くことができるように・・・。
でもこのマニュアルによって人を縛っているケースがあるようにも感じます。

ついこの前回転寿司に食事に行った時、店内は空いていて席に座ろうとした瞬間、
「番号札を取ってお待ちください。」
と待つこと約5分。

この時間店員さんの動きを見ていると、自分がしないといけない仕事をまさにマニュアル通り、順番通りに行なっているように思えました。

その後、食べ終わる頃には店内は満員状態になっていて、注文をするインターホンを押しても全然無反応・・・。
仕方ないので後デザートを注文するだけなので、ホールにいるテーブルの片付けをしていた店員さんに注文しようとしたところ、
「注文はインターホンでお願いします。」
と言うので、
「インターホンが押しても応答がありませんよ。」
と言うと、別の横の店員さんがすぐに注文を聞いてくれました。
(注文のインターホンが通じたのは結局その3分後です。)

ここで感じるのは、「マニュアルを遂行しなくてはいけない」的なことを感じてしまいます。
しかし、そこは何と言ってもサービス業。
何のためのマニュアルなのかを働く一人一人がわかっていなくてはなりません。

お客様の立場からしてもマニュアルを遂行しても当たり前としか感じない人が多いのではないでしょうか。
マニュアルを超えるサービスを各々が考え行動することで、お客様の満足感が更に上がるのではないかと思います。

そういうのを考えてみると別のジャンルの店ですが、カウンターの中に大体人がいるのにカウンターの席一つ一つに店員さんを呼ぶベルがあったのを思い出します。
これなんて、私からすると意味がわかりません。

カウンターの中に人はいて、その人が状況を見て行動するだけでいいのではないでしょうか。
「忙しくてそれができないからベルで呼んでもらって少しでも早く対応するんだ」
という言葉も聞こえてきそうですが、そのお店オープン当時もちろん混んでいたので試しにカウンターで押してみましたが、無視・・・。
結局、「すみません。」と声をかけたのでした。
もちろん、カウンターにベルを付ける意味が他にも、店員さんに声をかけられるお客様ばかりではないだろうから、ベルだったら気兼ね無しに押せるだろうという発想かもしれません。
しかしお客様の動きをちゃんと見ていれば注文が決まったタイミングなど十分わかります。
実際、私も学生時代喫茶店でアルバイトをしていた時に、そう教えられました。

はっきり言ってしまえば、人を育てるマニュアルではなく、人を動かすマニュアルでしかないのではないかと思うのです。
本当は人を育てるマニュアルが一番でしょうが、それが簡単にできないのであればマニュアルを持った人がそのマニュアルを超えたサービスを意識することがお客様の満足感に繋がると思います。
  
タグ :マニュアル


Posted by じろー at 09:13Comments(0)心遣いアンテナ

2019年09月02日

生き延びた



3Dのはダメですね。
ずっと目を閉じてやり過ごしてます。
全く楽しめない・・・。

他のはまだイケる!
キティちゃん見て小休憩ですね。  


Posted by じろー at 14:10Comments(0)日記

2019年09月02日

年なんかな?



ハリーポッター一回乗ったら三半規管が無理っていいやんやけど・・・。

この後フライングダイナソー乗ったら死ぬかな?

この三半規管が弱くなったのは年のせいなんかな?  


Posted by じろー at 09:40Comments(0)日記

2019年09月02日

幹事(主催者)の心遣い

イベントをするときなど必ず中心になる人物がいますよね。

それが幹事と呼ばれることもあるでしょうし、主催者と呼ばれることがあるとは思います。
イベントの内容は勿論ではりますが、その中心となる人の演出によって、参加者が「参加して良かった」と思えたり、またその逆で「参加しても意味がなかった」と思うことが大きく影響されるのではないでしょうか?

私もイベントの主催者として、何度か経験をさせて頂きましたが、実に細かいところまで想像していました。
主催者や幹事はイベントが始まるまでにタイムスケジュールを一つ考えるだけでも、机の配置や人の動きまでも考え、効率よくできるだけ無駄がないように考えます。
他にも私の場合は、交流会なるものも同じ会場で行いましたので、皆さんがストレスなく話しに夢中になれるようにとあらゆる飲み物を用意しました。
その時は前もってあれこれと準備をしていますが、日頃から慣れていることではないので頭の中で考えていると
「そいえば、コップが必要だな。」
とか
「砂糖やミルクを混ぜるスティックがいるな。」
と後から後から何回も想像をし直し足りない物を補充していった記憶があります。

またイベント当日などもっと大変ですよね。
幹事(主催者)として進行状況も気にしながら、参加者の一人一人の状況も同時に観ていく必要があります。

また初めての参加者がいらっしゃる場合などは特に「どうやったらスムーズに輪に入っていけるか。」なども考える必要もあります。
そういえばある方が、初めての人を輪に入れるために「どうやってその人をいじったら(いじるというより『話題にしてもらって嬉しいこと』でしょうけどね)いいのかを見つける」ということを言っていました。

これは簡単なことで、すごく難しいことです。

一歩間違えばその逆に嫌悪感をも持たれる可能性があります。
しかしこの方がその技(あえて技と呼ばしていただきます)を嫌悪感持たれることなくできるのはその場の雰囲気をも同時に作っているからできることなのです。

他にもすごく有名な方が主催されていた交流会の時のことですが、私からするとその場にいるだけでも恐縮してしまうぐらい場なのですが、その主催者の方は一つ一つのテーブルを回り、一人一人と会話し、しかも得意の手品まで見せて緊張している皆に安心感を与えていたこともありました。

幹事(主催者)は様々な形があるとは思いますが、そういったことに注意をしながら観ているとその方の心遣いがたくさん見えてくるはずです。
そういったことに気付き、感謝の気持ちを伝えるのも参加者としての心遣いではないかと思います。
今度、イベントに参加してみたら少しだけでも意識してみてくださいね。
  


Posted by じろー at 09:02Comments(0)心遣いアンテナ