2021年01月06日

依存

依存

今回の内容は依存について書いていきます。

依存症と言えば、アルコール依存症やギャンブル依存症、薬物依存症の様な○○依存症といった多種多様な言葉が新聞やインターネットそしてテレビなどから目に飛び込んできます。

その依存症は三つのタイプに分けることができます。

まず一つ目は「物質への依存」
アルコールやたばこ、また薬物や食べ物といった物質に対しての依存です。
依存の中でも最も怖い依存と言われます。
それは依存してしまうことで物質を大量に摂取してしまうのです。
例えば過剰なアルコール摂取をすることで脳が萎縮してしまったり、肝臓が悪くしたりと様々な病気の元になります。
つまり物質へ依存することで生命の危険に繋がる可能性があるからです。

二つ目は「行為への依存」
携帯電話(最近ではスマートフォン)やパソコン、ギャンブルや買い物、また仕事に対しての依存ということもあります。
特に最近増えているのはスマートフォンの普及によるスマホ依存症と言われる依存症です。
スマートフォンはとても便利で重宝します。
実際に私もスマートフォン利用者の一人ですが、わからないことがあればその場でいつでもインターネットで調べることができるし、暇があれば音楽を聴いたり、動画を見たり、また時にはゲームまでできます。
もはや電話として持つのではなく、万能な携帯型パソコンですよね。手放せなくなるのが良くわかります。

三つ目は「関係への依存」
親子関係や恋人関係、また友達関係や不倫など人間関係に対する依存症です。
この依存症は自分と特定の相手との関係がお互い過剰に依存する共依存といった形になる可能性があります。
共依存になってしまうと一人だけではなく二人を放し依存からの脱却が必要となりますのでとても大変です。
カウンセラーである私もクライアントから依存がないように細心の注意を払っています。

では依存はいけないことなのでしょうか?
依存するということは好きだからこそ依存するのであって、興味がないものや嫌いなことには依存しません。
その物質が好きだからこそ喜びを感じ、行為に幸せを感じ、関係を持つことで安心できるといったように、ストレスフルな日常から自分を守る自己防衛として必要なことでもあるのです。

何かにハマる事は誰にでもありますよね。
ハマることと依存することの違いは、自分ではセーブすることができず、日常生活や社会生活に支障をきたしているかどうかです。
ハマる程度であればストレス解消として大事ですが、依存になり生活に支障が出るような状態にならないよう何事もコントロールすることが大事です。
そのためにも常に自分の状態を意識しておくことも大事ではないでしょうか。

あなたのどんな話でも制限なく聞きます 人に言えない話を心理カウンセラーが24時間いつでも聞きます



同じカテゴリー(コラム)の記事
  (2021-01-08 09:27)
 遊び (2021-01-04 09:19)
 義務感 (2021-01-01 09:16)
 捨てる (2020-12-30 09:17)
 リフレーミング (2020-12-28 09:12)
 暗示を解く (2020-12-25 09:23)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
依存
    コメント(0)