2021年01月13日

歯医者

今回は10年くらい行っていなかった歯医者に行って感じたことについて書いていきます。

皆さんも経験あると思いますが、小さいころに歯医者に連れていかれあの高い機械音で虫歯をグリグリ何度も削られるというトラウマでしかありません。
大人になってできる限り歯医者を避けてきたのですが、今回は親知らずに虫歯ができさすがに放っておくことが出来ないため勇気を出して歯医者に行きました。

まず歯医者に行き思ったことは、今歯医者これだけ増えているにも関わらず予約なしでいきなり診察をお願いしても断られるということです。
ここにもコロナ禍の影響があるのでしょう。
コロナ禍で暫く歯医者に通えていなかった人達が歯医者に行けるようになったので患者さんが増えているのかもしれません。
それでも数件トライして「予約なしだったら少し待ちますけど構いませんか?」と受け入れてくれた歯医者には感謝です。

実際に治療に入った時、歯の掃除を細かくしてくれて今の歯の状態を教えてくれます。
この時治療する椅子を倒して待つ時間が長かったのですが、どうも私は緊張していることもあり、待っている時間にじっとしていることに苦痛を感じ、頭や肩を動かしていました。
そうすると歯科衛生士の方が「肩こりですか?」とやさしく声をかけてくれ、少しの間肩こりについて会話してくれ緊張を
ほぐすことができました。
この会話があったのとなかったのでは、緊張感や不安感が全然違ったのではないかと思います。
誰かと話すだけでも一時的にでも不安な感情は忘れることができるのですから、私も心理カウンセラーとして今一度クライアントのマイナスの感情を解消したり忘れることができるよう雰囲気作りを意識していくことが大切だと感じました。

そして親知らずの虫歯もありましたが、他にも虫歯があったためそちらから治療に入ったのですが、少し虫歯が深いということで麻酔をしての治療となりました。
その麻酔も思ったより痛くなかったです。
昔のは麻酔自体がすごく痛かったのですが、器具の進化なのか歯科医の腕なのかあまり痛みを感じませんでした。
また歯を削るときも、その歯科医はずっと「痛くない?」「大丈夫?」と声をかけてくれます。
あの忌々しい機械音は昔と変わらずでしたが麻酔のお陰で痛みはあまり感じることなく治療を終えました。

そして別日ですが親知らずは結局抜歯となり、抜歯となるとそれこそ何十年ぶりということで、不安でいっぱいになります。
抜歯までの日までインターネットで調べたり、想像したりしていると「こうなったらどうしよう?」というわからないことが色々と出てきて、抜歯前に質問させていただきましたが、不安を取り除くように的確に答えていただきました。
自信を持って的確な答えを出していただくと悪い想像が良い想像に変えることができ安心感に繋がります。
これも心理カウンセラーとして意識し直す必要があると感じました。

最後になりますが、その歯科医の方は治療台に横になっている私に、所々私の肩の辺りに手を置いて「大丈夫だよ」「安心してね」というボディランゲージでも安心感を持たせてくれました。
言葉だけではなく、そういった行動も大切だと感じる体験でした。

もし何かに対して不安を感じ躊躇している方がいましたら、我慢せずちょっとだけ勇気を出してみてくださいね。

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