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2020年11月18日

リーダー

リーダー

今回の内容はリーダーついて書いていきます。

前回の「マズローの欲求段階説」にも書きましたが、リーダーになるということは第4段階にある「自我的欲求」の部分になります。
他人から認められたり、自立した個人として尊重されたからこそ、そのグループのリーダーとなっているのです。
本人が望んだからといって誰もがリーダーになることはできません。
また逆に自分が望まなくても周囲からの期待や要望からリーダーになることを求められることがあります。
まず真のリーダーになるのであれば、適切な自己評価ができないとストレスを生む結果になります。
なぜなら自己尊重感が低いにも関わらず、周囲から期待が強すぎることでギャップが生まれ、そこがストレスになるからです。
そうなってくるとやはりリーダーは周囲からの期待や要望だけではなく、自己尊重感の高い人を選ぶ必要があります。

またリーダーによってチームが大きく変わってくるのは皆さんもご存知の通りです。
毎年のように話題になるのが、プロ野球でシーズンが一段落すると結果が出なかったチームなどは「次の監督は誰なのか」ということが話題になります。
考えてみれば、チームの人間がそう入れ替わるわけではないので、能力的に前年度とすごく違いがあるわけではありません。
しかし実際蓋を開けてみると結果に違いが出てくるのはなぜなのでしょうか。
そこにはリーダー(監督)の適材適所を見極める能力や采配力もあるのでしょうが、私はそれだけではないような気がします。
そこには、リーダーの采配の下で動く人がリーダーとの意思の疎通が取れているのかどうかということが重要ではないかと思います。
いくら采配がよくても各々が力を発揮できなければチームとしては力を発揮できないままに終わります。
それだけリーダーというのは重要なのです。
山本五十六の言葉に、「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」という言葉がありますが、褒めて良い気分になってモチベーションがあがるのではないでしょうか。
この考え方はコーチングの考え方、人を育てる一つの方法です。
コーチングとは、相手の個性や特質・モチベーションを引き出し、相手自身の目的達成に向けて自発的行動を促す人間技術のことです。
またティーチングと方法もあります。
ティーチングとは「答えを教える」という事で、経験の浅い人には有効な技術です。
基礎知識が無い相手にはコーチングはできません。
最近コーチングが流行のようになっており、猫も杓子もコーチングというみたいなところもありますが、やはりこれまで行ってきたティーチングも必要なのです。
つまりは相手によりどの方法が有効なのかを見極め、理解する能力が高い人でなければ真のリーダーとは言えません。

もしあなたがリーダーであれば、真のリーダーとは何かを考えてみてはいかがでしょうか。

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