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2020年11月04日

集中力1

集中力1

今回の内容は集中力について二回に分けて書いていきます。

日常生活で誰でも何かに集中しているはずです。
しかしカウンセリングで話を聴いてみると「集中力がない」という人がたまにいます。
カウンセラーの立場からすると悩みがあって相談に来られている方のほとんど人は集中力が高い人ではないかと考えてしまいます。
生きていれば自分の思い通りにならないことは誰にでもたくさんあり、悩みや不安なんて無い人の方が珍しいのですが、ただカウンセリングに来られる方のほとんどは悩み過ぎているのです。
そう、他の人から
「そんなこと気にしなくていいよ。」
と言われても、
「わかっているけどできないんだ。」
とある意味意固地になり、悩み過ぎていることで自分に自信をなくしたり、考えすぎて夜も眠れなくなったりしているのです。

そう考えると悩み過ぎている人は集中力といった点では、間違いなく集中力が高いのです。
ではなぜ「集中力がない」と表現してしまうのかということですが、簡単にいってしまえば自分の理性で考えた理想の部分に集中力を使えていないからなのです。
例えば、「勉強をしないといけない」とか「仕事に集中しなければいけない」といった意識レベルで決めたことなのです。

しかし集中力というのは自分の無意識レベルにあり、いくら意識レベルで操作しようとしても抵抗に合う場合があるのです。
例えば「明日大事なテストがあるから勉強しよう。」といった時など意識レベルでは「今何をすべきか」は十分理解しています。
しかし、そんな時に限って全く関係のない部屋を掃除したり、模様替えをしてしまったりと皆さんも一度は経験をしたことがあるのではないでしょうか。

意識のレベルでは、自分が望んでいないことで集中させようとしていますが、無意識のレベルでは必死に抵抗しているのです。
そうあなたの中にはわがまま子どもがいて「何を言われてもいうことをきかないぞ!」抵抗している感じです。
そうなってしまえばもうテコでも動きません。
そんな時どうするかと言えば、抵抗に合うぐらいならやって満足させてあげた方が早かったりするのです。
実際に全く関係ない部屋を掃除したり、模様替えすることで満足感が広がり、そこから集中できたという経験を一度はしたことがありますよね。
以前にもコラムで書いていますが、意識レベルは全体の僅か10%しかなく無意識レベルは残りの90%を占めているのです。
無意識レベルからの抵抗に合えば、そこを変えようとしても簡単にできないことは数字を見ても理解できますよね。

次回も引き続き集中力について書きますので楽しみにお待ちください。

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