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Posted by あしたさぬき.JP at

2022年01月18日

カウンセリングが10分無料に!

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Posted by じろー at 10:22Comments(0)日記

2021年10月12日

ラジオ出演します!

明日10月13日(水)
午後5時40分位~
(少し早くなる可能性あり)

FM815
Action!!815

のワンコーナーでゲスト出演します。

FM815

先日収録をして
実際の放送は15分程度だと思うのですが、
30分以上はしゃべってました。

ラジオの中では
「催眠心理療法とは何なのか?」
から
「テレビで見るショー催眠って?」
など話してます。

どの内容をカットしているのかは当日までのお楽しみ。
(私も知りません)

ラジオを聴けるアプリをダウンロードすれば、
全国どこからでも聴取できるようです。
ホント便利になりましたね♪

裏話ですが収録よりもその後の雑談が長いってどうよ??
しかも催眠術その場でやってるし(笑)

楽しい体験でした!

興味ある人は是非聴取してみてくださいね♪  


Posted by じろー at 09:12Comments(0)イベント

2021年09月03日

目的と目標の違い

今回の内容は目的と目標の違いについて書いていきます。

「目的と目標って違うの?」と考えた方もいるかもしれませんが、目的と目標には明確な違いがあります。

それでは目的と目標の違いについて説明していきます。
目標とは目的を達成するための通過点、あるいは通過点のようなものです。
目的とは成し遂げようとする事柄です。つまりあなたが望む人生そのものです。
そして目標とはあなたの望む人生(目的)を手に入れるための道標のようなものです。

わかりやい例で考えてみると、あなたも過去に一度はマラソンをしたことがあると思います。
その時のことを思い出してみてください。
マラソンのゴール設定が5Km先にあったとします。
この5Km先にあるそのゴールを目指して完走することが目的なのです。
あなたは走りながら、5Km先にあるゴールを完走するために小さなゴールを設定しながら走っていたはずです。
例えば走っているときに、「あそこの曲がり角までとりあえず走っていこう」とか「今度はあそこの電柱まで頑張って走ってみよう」と色々な小さなゴールを自分の中で設定しながら、走っていたことでしょう。
その小さなゴールこそが目標のことなのです。
ゴール(目的)に向かうために、通過点(目標)をクリアしていくのです。
つまり、目的(ゴール)が明確にわからなければ、目標(通過点)を具体的に設定することができるはずがありません。

最近、夢や目標を持たない人が増えているといったニュースを見たり、話を聞いたりしますが、実は夢や目標が持てないということよりもまず人生の目的を見失っている人が多いのではないでしょうか。

大切なことそれは目的を1つにすることです。ゴールが複数あった場合、どこに焦点を当てて向かえばいいのか迷いますよね。
向かうゴールさえわかれば、ゴールに向かうために手段や方法は無限にあるのです。
後は自分の中でどのルートを行くのかを選択することができるようになります。
またその中で目標(通過点)はいくつも出てきます。
あなたは単純にその目標(通過点)をクリアしていくことができれば自然と目的(ゴール)にたどり着くことができるでしょう。

あなたの人生であなたが最も大切にしたいことは何ですか?
これは人によって性格や価値観、また経験してきたことは全く違います。
あなたのことはあなたにしかわかりません。
あなたはどこに向かおうとしていますか?

あなたの人生の目的は何かをもう一度よく考え目標を設定し直してみてはいかがでしょうか。

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Posted by じろー at 09:23Comments(0)心遣いアンテナ

2021年08月27日

好きを伝える

今回は好きを伝えることについて書いていきたいと思います。

ドラマの中で出てきた言葉です。

「何かを好きになる感情というのは言葉にして伝えないと心が麻痺してしまうらしい。
要するに好きなものがあるのに長い間、誰にも言わずずっといると心が感動する必要性がないと判断して何かを好きと感じることすらやめてしまう。
怖い言い方するけど好きが死んでしまう。」

心が麻痺するという言葉を聞いて、思い出すのはうつ状態の人です。
うつ状態の人は感情の鈍麻・平板化が起き喜怒哀楽の表現が乏しくなると言われています。
うつ状態の人は自分の感情をずっと抑え込み、我慢している人が多いのです。
本当は好きなことがたくさんあるのにそれすら気付かなくなってしまいます。
実際にカウンセリングでよく
「あなたの好きなことを教えてください。何でもいいですよ。」
と聞くことがあります。
うつ状態の人は悩みや不安で心がいっぱいになり、好きなことを忘れている場合が多くなっているのです。
そのため、悩みや不安を少しでも減らせるように好きなことを質問します。
「カウンセリングでそんなの聞いて何になるの?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし好きという言葉を日頃からできていなかった人は、好きなことを言葉にするだけで好きを思い出し、その瞬間だけではなくその後も自分の好きについて考えることができるようになります。
つまり好きを思い出すということです。

これが凄く重要なことではないかと私は考えます。
好きを思い出すきっかけさえできれば、再び好きなことを自分で考えることができるようになるからです。
実際にカウンセリングをしてから何日も経過した後も、
「そういえば私はこんなことが好きだった」
と感じる人も多いです。
好きは何でも構いません。
好きな芸能人でも家族や友達でも、又好きな映画やゲーム、漫画、食べ物、etc・・・。

あなたの中の好きは無限にあるはずです。
小さい子どもに好きなことを聞くと色々と教えてくれますよね?
聞かなくてもお母さんに「〇〇が好き~」と言いますよね。
それは小さい子どもは我慢や抑圧が大人と比べて少ないからです。
もしこの文章を読み、昔より感動することが減ったと感じる人がいるのであれば、ひょっとしたらあなたの心は感動する必要性を感じにくくなっているのかもしれません。

ちょっとだけ勇気を出して好きを言葉にして伝えてみませんか?
好きを伝えてもらった人はあなたの好きについてずっと覚えてくれている人もいます。
また相手もあなたと好きが同じで呼応してくれる可能性も大きくあります。
是非あなたの好きを誰かに話してみてくださいね。

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Posted by じろー at 09:13Comments(0)心遣いアンテナ

2021年07月05日

自動車の工夫

今回は自動車の工夫について書いていきたいと思います。

最近の自動車の安全装置は目覚しい勢いで進化しています。
実際にあまり自動車に興味がない人でも安全装置のCMを目にするはずです。
1年も経つとまた新しい機能が装備されたのかと本当に感心してしまいます。

車の安全対策は大きく分けるとアクティブ(能動)セーフティとパッシブ(受動)セーフティの2つの種類があります。
アクティブセーフティとは、衝突事故など未然に防ごうとする装置・技術です。
代表的なものは今や当たり前のように標準装備されているABS(アンチロック・ブレーキシステム)です。
ご存じの方も多いとは思いますが、ABSとは通常であればブレーキを強く踏み込むとタイヤがロックしハンドル操作が制御
不能となるのですが、強くブレーキを踏みこんでもタイヤがロックせず、ハンドル操作が可能となる装置です。
他にも事故を未然に防止する装置はたくさんあります。
衝突被害軽減ブレーキや車線をはみ出さないようにアシストしてくれる路外逸脱抑制機能など本当に自動車の自動運転は目の間に来ていると感じます。
パッシブセーフティとは、事故などの異常事態が起きた場合に、乗員の被害を最小限に抑える装置になります。
こちらの代表的なものは、シートベルトやエアバッグやチャイルドシートなどです。

いきなりですがホンダ車の三角マークをご存じでしょうか?
ホンダ車のフロントガラスの両サイドに小さな三角マークがあります。
これは2010年以降に発売されたほとんどのホンダ車に付いているそうです。
私も以前ホンダ車に乗っていたことがあるのですが、確かにフロントガラスに小さな三角マークがありました。
フロントガラスを掃除とかしていると「この三角は何だろう?」疑問には感じていましたが、特に調べることもありませんでした。
実はその小さな三角マークにはちゃんとした意味があったのです。
車1台がやっと通れる道路を左折する際、運転が上手なドライバーは視線の水平移動が多いのに対し、運転が未熟なドライバーは視線が上下左右に乱れているらしいのです。
この三角マークがあることで、視線の乱れが無意識に抑えられ、車幅を把握しやすくするということです。
こういった工夫が接触事故を減らす効果にも繋がっているのです。
ホンダ車に乗られている方はフロントガラスの両サイドにある小さな三角マークをぜひ探してみてください。

今や自動車は誰もが乗れる時代になってきました。
しかし一歩間違えば凶器にもなりかねません。
自動車という便利な道具をより安全に安心して利用できるように日々開発していただいていることに本当に感謝しかありません。
この先更に進化し、より安全に安心できるような自動運転の時代が当たり前になることを期待しています。

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Posted by じろー at 09:12Comments(0)心遣いアンテナ

2021年06月28日

お店のルール

今回はお店のルールについて感じたことを書いていきたいと思います。

GO TO EATの食事券の期限が残り一か月強となったため、早めに使おうと香川県のHPよりGO TO EATの食事券の使用できるケーキ屋を検索し、使用しようとした時の話です。
指定のケーキ屋に行き、ケーキを選び、いざ会計でGO TO EATの食事券を使用しようとしたところ、
「GO TO EATの食事券の利用はカフェのみです。」
と言われました。
ここで私は、GO TO EATの食事券を使えるところを調べて来たし、お店のどこにもGO TO EATの食事券が使えない旨の掲示はありません。
せっかく美味しそうなケーキを楽しく選び、気分良く帰ろうとした気持ちは台無しになりました。

ここで私が感じたのはお店に対しての不信感です。
お店の独自のルールとして存在しているのであれば、それはお客様に対しわかるようにしておく必要があるということです。
本当に些細なこともしれませんが、その些細なこと一つで色々な想像できるのです。

今回の例を考えてみると、GO TO EATの食事券は始まって半年以上経過しているため、私だけがGO TO EATの食事券が使えなかったというわけではないはずです。
しかもそこは他にも数店舗あるお店ですから、他の店舗でも同様なことがあったはずです。
それにも関わらず、お客様に対し会計にならないと「GO TO EATの食事券が使えない」ということがわからないということはお客様に対して不親切すぎるのです。

私が想像するのはそれだけではありません。
まずそういった事例があったにも関わらず、対策をしていないということは報連相ができていないのか、また管理者がお客様の視点で考えることができていないのかということを考えます。

まず報連相の問題とした場合、部下が上司に報告ができていないという可能性です。
店員さんの性格によって言えない人も中にはいると思います。
しかし今回のお店は数店舗もありますし、店員さんも何人かいます。
となると性格によって言えないという可能性は低くなります。
となるとそういった報連相ができない雰囲気の職場なのかと想像してしまいます。
表向きはお洒落にして店員さんがニコニコしていても実際は働きにくい職場なのかと考えてしまいます。
そういったことを無意識に感じてしまうとお客様は無意識にその雰囲気を感じ取ってしまうものです。
実際にこのケーキ屋さんとは違いますが、店員さんがあるときごっそり入れ替わっていた時がありました。
その時確かに以前はお客さんが凄く多かったのに少なくなったと感じたことがありました。
またもし仮に部下が上司に報連相をしたとしても、何も対策を講じていないわけですから管理者は自分の価値観の中で判断するワンマン的なリーダーなのかもしれないということです。
お客様を優先して考えることができる人であれば、今回のことは完全にお店の独自なルールですから伝えないといけないことなのです。
その報告を無視しているのであれば余計に働きにくい職場だと考えます。
私がお店を選ぶのは商品が良いのはもちろんですが、それ以外にも雰囲気の良いお店ということがあります。
皆さんも同じ商品が売っていれば、雰囲気の良いお店に行くのではないでしょうか?

今回は小さな出来事かもしれませが、小さな違和感が色々なことを想像させる原因になる可能性があることを考えてみてはいかがでしょうか。

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Posted by じろー at 09:26Comments(0)心遣いアンテナ

2021年06月21日

カウンセリングの目的

今回はカウンセリングの目的について書いていきたいと思います。

私が心理カウンセラーとして意識していること、それは「カウンセリングの目的」です。
一般的に心理カウンセリングとは、相談者の悩みを傾聴し、心理カウンセラーとの対話の中で、頭の中や自分の考えを整理してもらうことを目的としています。
しかし私は心理カウンセリングの目的とは、「大切な心を健康にすること」を常に意識しています。

心理カウンセラーによっては、来談者中心療法という考えの中で傾聴を中心に行っている人も多いと思います。
また心理カウンセラーによっては傾聴をほどほどにし、アドバイスを中心に行う人もいると思います。
私からするとこれはどちらも正しいことであり、足りないところでもあると私は思います。

それは自分のスタイルの問題ではなく、クライアントの状態によるからです。
クライアントがまだ感情や気持ちが残りそこに拘りを持っている場合、いくら素晴らしいアドバイスをしたとしても先に進む準備ができていないので、納得できないものになります。
逆に感情や気持ちは既に消化し、この先どうしていけばいいか思考が未来に向いているので傾聴ばかりしていては満足感を得られません。
もちろんアドバイスをするにしても心理カウンセラーは占い師ではないため、ある程度の情報(クライアントの状況など)は必要不可欠です。
先に進めためには今何で立ち止まっているのかを理解し、その状況を元にアドバイスをするのです。
それは人によって傾聴を求めるのかアドバイスを求めるのかが変わることもありますが、重要なのは実はその人の状況によって変わります。

実際に最近相談した方で一番初めの心理カウンセリングで、「もう死ぬしかない」とひたすら泣きながら繰り返すクライアントがいました。
その状態のクライアントにいくらアドバイスを送ったとしても受け入れてくれるわけがありません。
そのためひたすら傾聴に努め、今自分の中にある感情や気持ちが残っているものを吐き出しながら、整理してもらいました。
最初の心理カウンセリングを行ったときは、考えや状況は何も変わっていませんが、自分を認めてもらえたという安心感から落ち着きを取り戻してもらえました。

その後何度か心理カウンセリングを行っていったのですが、いきなりアドバイスをするのではなく相手との会話の中でちょっとしたアドバイスを入れながら、相手の反応をしっかり観察しながら少しずつアドバイスの比重を増やしていきました。
そうすると本当にたった2週間であれほど「死にたい」と言っていたクライアントが悩んでいた自分を笑いながら話せるようになったのです。
それは大切な人が目の前にいて、その人が今何を求めているのかを意識し、自分のスタイルを押し付けるのではなく、クライアントの心がどうすれば健康に近づけるか意識しているからこその結果だと思います。

私は心理カウンセラーとしてクライアントの心が何を求めているかを感じ臨機応変に対応するように心がけています。

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Posted by じろー at 09:18Comments(0)心遣いアンテナ

2021年06月14日

やりたいかやりたくないか

今回はやりたいかやりたくないかについて書いていきたいと思います。

年度末ということもあり、もうすぐ新しい生活が始まる人も多いでしょう。
そういった人は新しい環境に飛び込むために色々と自問自答し決断をしたことでしょう。
決断は小さいことから大きいことまで日常で皆さんもしていることだと思います。
そこで決断するときのお話をしたいと思います。

ある映画で
「やりたいかやりたくないかの質問にできるかできないかで答えるのは文法おかしいだろ」
という言葉がありました。
この言葉は私の中でとても衝撃的でした。
心理カウンセリングを行っていると、多くの方が決断に迷いが生じています。
そこにはやらなければいけないことに縛られている人が多いように感じます。
やりたいかやりたくないかは自分の内側にある感情の部分であり、やらなければならないのは自分の外側の世界にある理性や道徳心の部分になります。
また映画で出てきた「できるかできないか」も理性や道徳心の部分で判断しようとしています。

相談に来られる方は、自分の外側の世界の影響を受けたり、自分の中で「こうすべきだ」という自己暗示により、自分の内側の感情を無視しようとしたりしているのです。
感情には正しいことや間違っていること、正義や悪などといった判断機能はありません。
ただ自分が快・不快を感じるだけです。

特に決断をしようとすると、ほとんどの人が失敗を避けるために、また良い方向へ向かうために理性や道徳心で一生懸命考え判断しようとするのです。
そうなると感情は無視され、「何となく違うな」と迷いが生じるのです。
感情を無視するということは一番大切な自分を無視するということです。
一番大切な自分を無視するということは自分を信頼していません。
信頼していない自分の決断に迷いが生じて当然ですよね。

逆に迷わない人はどんな感じでしょうか?
あなたの周りにもエネルギッシュに次々に決断が次々に出来ている人がいますよね。
そういった人は失敗を恐れません。
失敗することよりも自分がやりたいかやりたくないかの方が大事なのです。
やりたいことであればやる気もでてきます。

そんな人でももちろんやりたくないことは存在しているはずです。
ではそういったやりたくないことをどう捉えるかというと、その一つの決断だけを切り離しミクロ的に考えればきっとやりたくないことになるでしょう。
しかし迷わない人は、マクロ的に物事を見ています。
一つ一つはやりたくないことでもトータル的に考えるとやりたいことに繋がるのです。
トータル的に方向性があっていれば多少のことはやりたくないことは気にならないということです。

やりたいかやりたくないかで感じることの重要性が分かると思います。

もしあなたが決断に迷いが生じたときに、あなたの中の感情の部分でやりたいかやりたくないか(快か不快)をもう一度感じてみてはいかがでしょうか?

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Posted by じろー at 09:15Comments(0)心遣いアンテナ

2021年06月07日

心の自傷行為

今回は心の自傷行為について書いていきたいと思います。

これまで心理カウンセラーとして多くの心理相談を受けていますが、悩み過ぎている人の心理相談には自傷行為の話はよくでてきます。
一般的に自傷行為は痛みや身体の表面の損傷を生じさせることです。
私はその自傷行為のお話を聴いて、一方的に「やってはいけない」ということはしないようにしています。
クライアントの悩みは人には理解しきれないくらい大きくなり、その行為をすることで安心感を得ている人も多いからです。
その行為を止めてしまうことでもっと大きな行為になることも十分考えられます。
自傷行為も人によって様々な原因があります。
表面的なアプローチをしたとしても、一時的な効果しかなくまた元に戻ることが考えられます。
そのため問題は自傷行為ではなく、自傷行為をしないと安心感を得られない原因を一緒に考え、サポートしていくことを意識するようにしています。

身体の自傷行為は自分でも意識できているのでしょうが、問題は心の自傷行為です。
心は身体と違い、表面的に傷がついて血が流れたり、痛みが感じにくいこともあり自分でも無意識に行ってしまいます。
具体的に心の自傷行為とはどんなものかというと、「自分が嫌い」や「何やってもうまくいかない」や「自分の存在がみんなに迷惑をかける」や「消えてしまいたい」といった自己否定をずっとやり続けることです。
人によっては、周りの人をわざと試すようなことをして嫌われるようにする人もいます。
誰でも失敗したときや期待通りに事が進まなかった時に考えそうなことですが、心が健康な人はずっとその自己否定を続けることはしません。
誰でも時には病気をしたり、怪我をしたりすることはありますよね。
しかし心が不健康になってくると自己否定を延々と続けてしまうのです。
身体と違い心を傷つけることは傷跡も残りませんし痛みも感じにくいですから、習慣化しやすくなります。
自分でも心の自傷行為に気付きにくいのですから、周りの人が気付くことは難しいでしょう。
そして余計に周りからの疎外感を感じ、更に心の自傷行為が悪化するという悪循環を繰り返します。

その心の自傷行為により、自分で自分を傷つけていることに気付くことが大切になります。
その後は、その考えを止めることです。
自己否定をすることで「やっぱり〇〇なんだ」と安心を感じているかもしれませんが、それは最悪の事態のとき傷つかないように自分の中で保険をかけているだけです。
安心を感じる方法は他にもあります。
勇気を持って自分に向き合い原因を理解し、自分に合った安心を感じる方法を考えていきませんか?

今このコラムを何気に読んでいる人の中に心の自傷行為に気付いていなかった人もいるかもしれません。
「自傷行為は自分に関係ない」と思っている人も心の自傷行為は身近にあると意識してみてくださいね。

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Posted by じろー at 09:22Comments(0)心遣いアンテナ

2021年02月15日

発送

今回は発送について書いていきたいと思います。

コロナ禍の影響もあり、インターネットを使って買い物する人も増えていると思います。
私も便利さからインターネットでの買い物は当然ながらフリマアプリやオークションサイトなど色々と利用しています。

フリマアプリやオークションサイトの場合、相手が会社ではなく個人だったりするのですが、ちょっとした心遣いが嬉しいときがあります。
待ちに待った商品が手元に届く喜びはもちろん、開けてみるとちょっとしたコメントを書いてくれている人がいます。
それを見ると「その商品を大切にしていたんだな」と感じます。
またコメントだけでなく梱包方法も丁寧にしてくれている人も多くいます。
商品が傷つかないようにビニールに包むのはもちろんしっかりと緩衝材を入れていたり、二重に包んでくれていたりする人もいます。
中には段ボールで届いた場合、ガムテープをカッターなどで開封するときに商品が傷つかないようにカッターの刃が当たる所に段ボールを入れている場合もあります。
他にもテープを剥がしやすいようにテープの端が折り曲げてあり、開封しやすくしてくれている場合もあります。
また購入した商品に関連するようなシールや袋、サンプル品などおまけとして付けてくれた場合もあります。
どれも受け取った人のことを考えての心遣いが嬉しくなりますね。

またこれはインターネットで見たものですが、時計の修理から返ってきた箱に時計とビスケットが入っていたそうです。
「何でビスケット?」
と思いますが理由をきけば納得しました。
説明書には「ビスケットが欠けていた場合は、発送経路になんらかの支障があるかもしれませんのでご相談ください。ビスケットは細やかなお礼として差し上げます。」とあるそうです。
お客様から預かった時計は精密機械ですから発送時に衝撃などあれば再び故障る可能性があります。
しかしビスケットが割れていなければ衝撃は受けていない証拠となります。
たった1枚のビスケットを入れることでお客様の不安を無くしつつ、ビスケット1枚ですがおまけをもらったとほっこりしますよね。
実際にビスケットが割れていた場合、発送方法を変える対応などもしているとのことです。
そこまで考えてくれる所でしたら、預けた時計も間違いなく丁寧に扱ってくれていると安心して任せることができますよね。

家で商品を選びボタン一つ押せば購入できる便利さからこれからも利用は多くなるとは思いますが、お互いの顔が見えない分お互いに気持ちの良い取引ができるといいですね。

日頃のちょっとした心遣いにほっこりしてみましょう。

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Posted by じろー at 09:20Comments(0)心遣いアンテナ

2021年02月01日

過猶不及(かゆうふきゅう)

今回は過猶不及(かゆうふきゅう)について書いていきたいと思います。

過猶不及という言葉は論語に出てくる言葉です。
あまり馴染みのない言葉ですが、
「過ぎたるは猶(なお)及ばざるがごとし」
という言葉であれば聞いたこともある人も多いのではないでしょうか?
意味としてはやり過ぎることは、やり足りないのと同じでどちらも中庸の道ではないということです。
(中庸とは、かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること。)
やり過ぎることは一見良いように思えますが、例えば人に対し自分の意見が正論であったとしてもそれを他人に押し付けてしまうと相手は嫌な気持ちになります。
またそれが自分自身に対しても同じことです。
テレビや雑誌などで様々な健康法など紹介され、実践される方も多いと思いますが、健康にいいからといってその健康法ばかりやり過ぎることで逆に不健康になることもあります。
どちらかに偏るということは、例え良いことだったとしても問題になることがあるのです。

以前「バランス力」という題名で「悩み過ぎない程度に悩む」ことの大切さをここでのコラムで書かせていただきました。
(参照https://jams-h.com/online/column/
その時のコラムは、ポジティブもネガティブも必要な物でありバランスが大事で、「悩み過ぎない程度に悩む」必要があるという事を書いています。
この「悩み過ぎない程度に悩む」という言葉はクライアントには必ず話しています。
「悩みを無くさないといけない」と考える人がいますが、悩みは生きていれば必ず存在するものです。
その悩みに振り回され自分の行動を制限し苦しんでいるのです。
問題は白か黒かはっきり決めようとすることです。
しかし悩みを0にすることは絶対にできません。
すべてのことが自分の思い通りになることはあり得ないのです。
悩みがあるから自分をより良くするために成長していけるのです。
確かに今悩み過ぎてその悩みを減らすために躍起になっている人もいるかもしれません。
しかしいくら悩んだところで現実は大きくは変わらないのです。
現実とは自分の外側の世界ですので自分の力では変えることが難しいのです。
では変えるべきところはどこかというと自分の内側の世界の気持ち(心)です。
闇雲に何でも良いからと躍起になりやり過ぎても、無駄なエネルギーを消費するだけで疲れてしまい、逆に現状より悪化してしまったのでは意味がありません。

私が理想とするのは、ポジティブな考えもネガティブな考えもバランスよく取り入れ、もし自分の外側の世界で変えることができないことであれば考えることを減らし、必要以上に無駄なエネルギーを使わないように自分を上手くコントロールすることだと考えています。

今あなたは「過猶不及」になっていないか時々振り返ってみるのもいいかもしれません。
参考にしてみてくださいね。

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Posted by じろー at 09:15Comments(0)心遣いアンテナ

2021年01月20日

クレームを知る

前回は謝罪について書きましたが、今回はクレームについて考えていきたいと思います。

クレームという言葉で表現しましたが、相手の要望という言葉に置き換えてもらってもいいと思います。
クレームというのは最終的な目的として自分の要望を伝えることですから。
要望を伝える方法は3つのパターンに分けて考えることができると私は考えています。
(この3つのパターンはその人の性格(3つの性格)が関係しています。)

まず一つ目は、自分の優位性を訴える方法です。
これは要望を伝える相手に対し、威嚇をしたり、仕切ったりする方法です。
よく怒鳴っている人とかはこのタイプです。
このタイプの人は何を目的としているのかといえば、優位性を保ちたいのです。
わかりやすく言えば負けたくないのです。
この「負けたくない」、「自分を優位にして欲しい」という願望を見抜くことができずそれを無視するような対応をしてしまえば逆にもっと激怒します。
このタイプにはしっかりと謝罪する言葉を伝えることが相手の優位性を認めることになります。

二つ目は、自分の気持ちを訴えてくる方法です。
このタイプは一つ目のタイプと違い怒鳴ることは基本的ありません。
それよりも「自分はこんなことに困っている」ということをしきりに訴えるタイプです。
このタイプの人は何を目的にしているかといえば、自分のこの感情や状況を理解して欲しいという欲求からくるのです。
このタイプの人にはその人の感情を訴えてきますから、しっかり傾聴し、その訴えに対し共感してあげることで、「理解してもらえた」という満足感を高めてあげることができます。

そして三つ目は、合理性を求める方法です。
これは前述の二つと違い、何故こういったことが起きたのかといった理由が知りたいタイプです。
自分の中で合理性を理解したいタイプになります。
こういったタイプの人は謝罪を求めるよりもまず理由を求めてきます。
そのため理由をしつこいくらいに訊かれることもあり、この理由に矛盾点や嘘が紛れていることがわかると余計に怒ります。
またその情報を遮断したり、隠したりすることを一番嫌います。
このタイプの人には、できる限りの質問に答えることで自分の中で整合性が取ることができれば納得してもらえます。

この一つ目と二つ目のタイプは感情から出る要望ですから、その感情を納得できるように対応してあげることが大切です。
しかし三つ目のタイプは感情からの要望ではありませんので、しっかりと準備をし、対応しなければ逆に怒らせてしまいます。

このタイプ分けをしてどこに相手の要望はあるのかを理解し、対応することこそがクレーム対応です。
マニュアルにある対応がタイプ分けをしているかどうかはわかりませんが、違った対応されると相手は十分な満足感を得られず、不満が大きくなりますので注意してくださいね。
また人によっては一つの要望だけではなく、組み合わさっている場合もありますのでそれを読み解く力も必要です。
話は変わりますが、話題のドラマ、半沢直樹はどのタイプで要望を伝えているかわかりますか?
自分なりに答えを出してみてくださいね。

ご希望に沿ったセミナーなども開催しますのでもし興味がありましたら、お気軽にお問合せください。
https://jams-h.com/

心理のプロが彼・彼女の心を紐解きます 相手の考えていることがわからないあなたへ  


Posted by じろー at 09:19Comments(0)心遣いアンテナ

2021年01月18日

謝罪

今回は謝罪について考えていきたいと思います。

人間生きていれば必ず相手に謝罪しないといけない場面があります。
またあなたの一人のせいではなく、組織での問題を謝罪しなければならないというケースもあるでしょう。
そんな時何を考えて相手に謝罪をするのでしょうか?
謝罪をするということは自分たちに問題があり相手が納得いかないことがあったというケースが多いと思います。

今回私がこのコラムを書こうと考えたきっかけは地方公務員の非常に残念な対応からでした。
相手のミスは明らかな状態で、遠方でしたので電話でのやり取りしかできなかったのですが、「〇〇の件はすみませんでした。」の一言だけで、それ以外は何でこのような問題が起きたのかを全く説明をしようせず、相手を無理やり納得させようとするのです。
確かに「すみませんでした。」という言葉はありますが、本当にそれで相手に誠意は伝わったのでしょうか?
私からするとその言葉には何の反省も意味を含まれないように思います。
つまり謝罪を受けたとは感じないのです。
例えば、幼稚園くらいの子どもに「謝りなさい」といえば、「ごめんなさい」と言えます。
それと何も変わらない印象しかありません。

では謝罪とはどうすれば良いのでしょうか?

謝罪を辞書で調べてみると「罪や過ちをわびること。」とあります。
罪や過ちをわびるという事は、自分たちにどんな問題があったのかを正しく認識するところから始まります。
罪や過ちを認めることです。
そしてその問題が何故起きたのかを相手に説明し、納得してもらうことです。
ここで矛盾点などがあると余計に不信感を持ちますから注意が必要です。
自分たちの問題点を更に露見することになるため避けたいと考えるのかもしれません。
しかし相手からすると「なぜ謝罪しないといけないのか?」を本当に理解しているかどうかを知りたいわけです。
そこを飛ばしてしまうと言葉だけで謝っている印象しか残りません。
そこは身を切る思いでしょうが、謝罪は罪を認めることですからしっかりと反省するところです。

そしてよくいわれる言葉が「今後は同じことが起こらないように・・・」です。
その言葉はしっかりと謝罪をし、相手が納得してくれているのであれば今後の話をしてもいいと思いますが、まだ相手が納得していなのに今後の話を言われてもその人にとってみると関係ありません。
今後は未来のことです。
納得していない状態はまだ過去に拘っている状態です。
その過去に納得できてはじめて気持ちが未来に向かえるのです。

これは私が行っている心理カウンセリングでも同じです。
過去に拘っているクライアントにいきなり「未来に向かっていこうよ」と言ってしまえば信頼関係はなくなります。

謝罪するのであれば、自分たちの罪(問題点)を認め反省したことを伝えることで、相手が納得してはじめて「申し訳ありませんでした。」という言葉が相手に伝わるのです。
そして今後の話をするという流れです。
どれかステップを飛ばしてしまうと折角の謝罪も意味を持たなくなります。
謝罪するとき、目的は何かをもう一度意識してみるのもいいと思いますよ。

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Posted by じろー at 09:15Comments(0)心遣いアンテナ

2021年01月15日

謙虚と慢心

今回はクライアントから「自分を褒めることにより謙虚さを失わないためにどうすれば良いか?」という質問に対し考えたことを書いていきます。

まず謙虚を辞書で調べてみると「控え目で、つつましいこと。へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること。また、そのさま。」です。意味からすると謙虚というのは自分に対し自信を持った状態で、相手に対し控え目でつつましくすることだと思います。
しかし自信を持つことで内心では「相手を見下してしまうのではないか?」と考えてしまうことで「心からの謙虚さではない」と考えてしまいます。
それは謙虚ではなく慢心という言葉で表現されます。
慢心を辞書で調べてみると「おごり高ぶること。
またその心。自慢する気持ち」とあります。
謙虚と慢心の違いなのですが、どちらも自分に対し自信の度合いがあがることだと思います。

謙虚は自分の状況を的確に分析し、正しく理解することで他人に対しては控え目で接することができることです。
そして重要なのは相手の意見を素直に受け入れることができるということです。
自分を褒めてあげることで、自分の自信が大きくなります。
それはとても良いことなのですが、自分の絶対的な信頼感を持つことで他人のアドバイスを受け入れることが難しい状態になる人がいます。
それが慢心という言葉で表現され、慢心は自分の自信を過大に感じ、自分を見失ってしまう状態になるのです。
その状態になると他人の意見を素直に受け入れることができません。
私なりに考えた謙虚と慢心の違いは、自信を持つことは同じでも「自分を見失い、他人を受け入れることができるのかどうかで謙虚にも慢心にもなる」ということです。
謙虚は褒めることで自分を認め、自信を大きくし、他人を受け入れることができるような自分を目指すことではないかと思います。

またついでに謙虚と似た言葉に卑下いう言葉があります。
卑下とは辞書で調べてみると「自分を人より劣った者として扱うこと」です。
卑下は必要以上に意識してしまうと自分の自信を減らす要因になります。

人はそれぞれ生活している環境は違います。
例えば「良い大学を卒業した」や「良い会社に就職した」という事実を受け、相手がそれで慢心さを感じたとしてもそれはその人の価値観であり、謙虚さを失っている状態ではありません。
それはただの事実の一つでしかないのです。
大事なのは「私は自分に自信を持っているけど、周りの人は私と同様に優れている面をたくさん持っている」と考え、周囲の人の意見を素直に受け入れることです。

謙虚が慢心にならず、謙虚が卑下にならないよう、自信を持ち、自分も相手も尊重する大切さを忘れないようにしていきたいものです。
自分を褒め、自信を大きくすることに抵抗を感じる人は、もう一度自分が目指すべきところを意識し直してみてはいかがでしょうか?

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Posted by じろー at 09:14Comments(0)心遣いアンテナ

2021年01月13日

歯医者

今回は10年くらい行っていなかった歯医者に行って感じたことについて書いていきます。

皆さんも経験あると思いますが、小さいころに歯医者に連れていかれあの高い機械音で虫歯をグリグリ何度も削られるというトラウマでしかありません。
大人になってできる限り歯医者を避けてきたのですが、今回は親知らずに虫歯ができさすがに放っておくことが出来ないため勇気を出して歯医者に行きました。

まず歯医者に行き思ったことは、今歯医者これだけ増えているにも関わらず予約なしでいきなり診察をお願いしても断られるということです。
ここにもコロナ禍の影響があるのでしょう。
コロナ禍で暫く歯医者に通えていなかった人達が歯医者に行けるようになったので患者さんが増えているのかもしれません。
それでも数件トライして「予約なしだったら少し待ちますけど構いませんか?」と受け入れてくれた歯医者には感謝です。

実際に治療に入った時、歯の掃除を細かくしてくれて今の歯の状態を教えてくれます。
この時治療する椅子を倒して待つ時間が長かったのですが、どうも私は緊張していることもあり、待っている時間にじっとしていることに苦痛を感じ、頭や肩を動かしていました。
そうすると歯科衛生士の方が「肩こりですか?」とやさしく声をかけてくれ、少しの間肩こりについて会話してくれ緊張を
ほぐすことができました。
この会話があったのとなかったのでは、緊張感や不安感が全然違ったのではないかと思います。
誰かと話すだけでも一時的にでも不安な感情は忘れることができるのですから、私も心理カウンセラーとして今一度クライアントのマイナスの感情を解消したり忘れることができるよう雰囲気作りを意識していくことが大切だと感じました。

そして親知らずの虫歯もありましたが、他にも虫歯があったためそちらから治療に入ったのですが、少し虫歯が深いということで麻酔をしての治療となりました。
その麻酔も思ったより痛くなかったです。
昔のは麻酔自体がすごく痛かったのですが、器具の進化なのか歯科医の腕なのかあまり痛みを感じませんでした。
また歯を削るときも、その歯科医はずっと「痛くない?」「大丈夫?」と声をかけてくれます。
あの忌々しい機械音は昔と変わらずでしたが麻酔のお陰で痛みはあまり感じることなく治療を終えました。

そして別日ですが親知らずは結局抜歯となり、抜歯となるとそれこそ何十年ぶりということで、不安でいっぱいになります。
抜歯までの日までインターネットで調べたり、想像したりしていると「こうなったらどうしよう?」というわからないことが色々と出てきて、抜歯前に質問させていただきましたが、不安を取り除くように的確に答えていただきました。
自信を持って的確な答えを出していただくと悪い想像が良い想像に変えることができ安心感に繋がります。
これも心理カウンセラーとして意識し直す必要があると感じました。

最後になりますが、その歯科医の方は治療台に横になっている私に、所々私の肩の辺りに手を置いて「大丈夫だよ」「安心してね」というボディランゲージでも安心感を持たせてくれました。
言葉だけではなく、そういった行動も大切だと感じる体験でした。

もし何かに対して不安を感じ躊躇している方がいましたら、我慢せずちょっとだけ勇気を出してみてくださいね。

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Posted by じろー at 09:21Comments(0)心遣いアンテナ

2021年01月11日

リフレーミングⅢ

今回は以前書いていた(2020年7月13日参照)リフレーミングの具体的な方法について書いていきます。
リフレーミングとは心理学用語で、
「ある出来事に対して、違う枠組みや意味を与えることによって、その出来事の見方を変えること」
です。

4つ目は「最悪な状況よりマシ!」です。
これは私自身よく使います。
どんなに悪いことがあっても最悪の状況は避けることができていることがほとんどです。
今起きている事態も「こうなるよりはまだマシか。私はツイてる。」と考えるだけで気持ちが少し楽になれます。
最悪の状況を想像するだけで、現在の自分の立ち位置が恵まれていることに気付くはずです。
「こんな最悪の状況を回避できて良かった」と想像してみましょう。

5つ目は「成長のタネ」です。
どんなに辛い経験もあなた自身にしかできない経験です。
人は想像する力は長けていますが、やはり一番は自分が経験することです。
その経験の問題を乗り越えることができれば自分の力になるのです。
体を鍛えるときに筋トレをしますが負荷がかからなければ筋肉にはなりません。
それと同じで心も負荷がかかり、それを修復していきながら強くなっていくのです。
どんな経験も必ずあなたの成長のタネになっているはずです。
あなたはその出来事からどんなことを学んだのか振り返ってみましょう。

6つ目は「性格リフレーミング」です。
これは以前にこのコラムでも書きましたが、自分が短所だと感じていても、他の人の価値観や考え方からすると長所として捉えることができるのです。
まさに同じ内容でもどう受けとるかによって短所にも長所にもできます。
例えば、「大人しい」といった表現を変えると「おしとやか」「他人と調和がとれる」といった長所に変えることができます。
もし自分でわからなければ、インターネットなどでどんな言い換えができるのか調べるのも一つの方法ですので実践してみましょう。

前回と合わせて代表的な6つの方法を紹介してきました。
これはリフレーミングを自分に対してもできますし、コミュニケーションにおいて相手に対しても行うことができます。
これまで嫌っていたり、苦手意識を持っていたりしていた相手にリフレーミングしてみると違った印象を持つことができるはずです。
自分の中のフィルターが変わればコミュニケーションの質も変わるので試してみてくださいね。
またどの方法もこれまで当たり前にように無意識にスルーしていた価値観や考え方を一度立ち止まって意識しなおすといったことを行います。
それだけでこれまでとは違った世界が見えてきます。
まずは自分で作っている「枠組み」を少しだけでも変化させてみませんか?

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Posted by じろー at 09:16Comments(0)心遣いアンテナ

2021年01月08日



今回の内容は隙について書いていきます。

これはどちらかと言えばコミュニケーションのスキルについての話になります。

私はよくバラエティー番組も好きでよく観るのですが、「すごい人がでてきたな」と正直関心している人がいます。
その方は巷で話題になっているメンタリストと呼ばれる方です。
態度や言葉で巧みに相手に暗示を与え、自分がして欲しいと考えていることを相手に行動してもらったり、また相手の心を読み取るようなことすら行っています。
確かに手品的なトリックの要素が含まれているのかもしれませんが、元々手品でも相手の心理を誘導したりすることもあり、また相手の極僅かなサインを見逃さない注意力は簡単なことではありません。
ただテレビで「へぇーすごいな」と観ている分にはいいのですが、実際に目の前に自分のことを誘導したり、また自分の心理を読み取ったりする人がいたらきっと緊張してしまうでしょう。
私も心理を学び、たくさんの人の悩みを聴いてきたこともあり、それなりに観察力という点では何も学んでいない人と比べれば自信があります。

ただ特にカウンセリングを行っているときに相手をじっくり観察し、相手の心理を読み取っているといったサインを送ってしまえば必ずと言っていいほど抵抗に合い、たちまちに相手の心は完全に閉ざされてしまうのです。
実際心理を学び始めた人など、「せっかく学んだ知識を実践で使いたい」また「もっと勉強したい」といった空気が強過ぎ逆に抵抗に合うということもしばしば体験したことがあるのではないでしょうか。

そこで重要になることが隙を作るということです。
私のスタイルは自己開示を行ったり、失敗談を語ったり、冗談を言うなどです。

小学校の頃剣道をしていたのですが、剣道の試合の時、竹刀を構えお互いがにらみ合った状態では、相手に入り込むのはすごい勇気が必要となります。
そこで小学生なりに考え実践していたことは、一瞬自分から隙を作ることです。
隙を作ることにより、相手がその隙を見逃さず打ち込んできます。
逆に動けば必ず相手に隙ができるのです。
私が作った隙を目掛け攻撃をしてくるので攻撃の予想は付きます。
その攻撃を避けながら、相手の隙を狙って攻撃するスタイルだったです。
つまりこの隙を作ることで相手を懐に入れることができるのです。

しかしその逆に隙が無ければ、お互いに牽制されたままでは懐に入りたくても入ることができません。
自ら隙を作るということは、不利になるのではないかと無意識に抵抗を感じている人も多いでしょう。
なぜなら自己防衛本能から考えると隙を作ることはある意味『死』を意味することで難しいことかもしれません。

ある意味隙を作れる人ほど強い人はいないかもしれません。
身の回りの人をもう一度見回して見てください。
小物ほど攻撃に弱いので隙がなく、大物になれば隙を見せて攻撃されてもビクともしないのです。
あなたは隙を見せていますか?

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Posted by じろー at 09:27Comments(0)コラム

2021年01月06日

依存

依存

今回の内容は依存について書いていきます。

依存症と言えば、アルコール依存症やギャンブル依存症、薬物依存症の様な○○依存症といった多種多様な言葉が新聞やインターネットそしてテレビなどから目に飛び込んできます。

その依存症は三つのタイプに分けることができます。

まず一つ目は「物質への依存」
アルコールやたばこ、また薬物や食べ物といった物質に対しての依存です。
依存の中でも最も怖い依存と言われます。
それは依存してしまうことで物質を大量に摂取してしまうのです。
例えば過剰なアルコール摂取をすることで脳が萎縮してしまったり、肝臓が悪くしたりと様々な病気の元になります。
つまり物質へ依存することで生命の危険に繋がる可能性があるからです。

二つ目は「行為への依存」
携帯電話(最近ではスマートフォン)やパソコン、ギャンブルや買い物、また仕事に対しての依存ということもあります。
特に最近増えているのはスマートフォンの普及によるスマホ依存症と言われる依存症です。
スマートフォンはとても便利で重宝します。
実際に私もスマートフォン利用者の一人ですが、わからないことがあればその場でいつでもインターネットで調べることができるし、暇があれば音楽を聴いたり、動画を見たり、また時にはゲームまでできます。
もはや電話として持つのではなく、万能な携帯型パソコンですよね。手放せなくなるのが良くわかります。

三つ目は「関係への依存」
親子関係や恋人関係、また友達関係や不倫など人間関係に対する依存症です。
この依存症は自分と特定の相手との関係がお互い過剰に依存する共依存といった形になる可能性があります。
共依存になってしまうと一人だけではなく二人を放し依存からの脱却が必要となりますのでとても大変です。
カウンセラーである私もクライアントから依存がないように細心の注意を払っています。

では依存はいけないことなのでしょうか?
依存するということは好きだからこそ依存するのであって、興味がないものや嫌いなことには依存しません。
その物質が好きだからこそ喜びを感じ、行為に幸せを感じ、関係を持つことで安心できるといったように、ストレスフルな日常から自分を守る自己防衛として必要なことでもあるのです。

何かにハマる事は誰にでもありますよね。
ハマることと依存することの違いは、自分ではセーブすることができず、日常生活や社会生活に支障をきたしているかどうかです。
ハマる程度であればストレス解消として大事ですが、依存になり生活に支障が出るような状態にならないよう何事もコントロールすることが大事です。
そのためにも常に自分の状態を意識しておくことも大事ではないでしょうか。

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Posted by じろー at 09:24Comments(0)コラム

2021年01月04日

遊び

遊び

今回の内容は遊びについて書いていきます。

「皆さん、遊んでいますか?」

私はこの夏遊ぶことを満喫しました。
夏は最も好きな季節です。
毎週の様に海に川にプールにと暑さから逃れるように涼しい所にいっぱい行きました。
そのお陰で周りにいる子ども達より真っ黒に日焼けしています。

さて遊びの話に戻りますが、遊びということはとても重要な役割があります。

まず一つ目はストレス発散。

日ごろから仕事に集中することにより、知らず知らずのうちにストレスは溜まっていきます。
そのストレスをいっぱいに溜める前にガス抜きをしてやることが重要です。
自分の好きな事を自分のためにしてあげることが大切です。

二つ目は違う世界を知る。

仕事をしていると一日の大半の時間を占めてしまいます。
どうしてもその世界が中心となってしまい、その世界が当たり前になってしまうのです。
つまり変化が少ない生活になってしまいます。
変化が少ないということを望んでいる人も多いかもしれませんが、変化が少ないということは成長にも繋がりません。
しかし外の世界を知ることで気付きを得ることができます。
その気付きがあなたのストレスや悩みを解決するヒントとなる可能性も十分あるのです。

三つ目は余裕を持つこと。

気持ちに余裕が無ければ、目の前のことに集中してしまい、全体像を正しく認識できないことに繋がります。
また余裕が無ければ焦りにも繋がり、冷静な判断ができなくなります。
しかし気持ちに余裕ができれば、ちょっとしたアイディアなど浮かんできやすくなったりします。

そう考えると適度な遊びはとても重要になってきます。
例えば、自転車のチェーンなど適度な状態というのは、ピーンと張った状態ではなく、チェーンを指で押してみて少し余裕が出るように調整をします。
そうしなければ、チェーンがすぐに切れてしまったり、また逆に緩ければ外れてしまったりしてしまうのです。
他にも自動車ではハンドルにも遊びがあります。またブレーキやアクセルにも・・・。
よく意識してみると色々なところにその遊びがあることがわかります。

だからといって私が書いた様な本当の遊びという意味だけではなく、例えば仕事に集中した後にちょっと休憩といったようなことでも構いません。
人の集中力はそんなに長く持続できる人はいないのです。
つまり大事なのは上手に気分転換(遊び)を図りながら、集中する時はしっかりと集中できるようにメリハリをしながらコントロールしていくことです。

遊びについて意識してみてくださいね。

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Posted by じろー at 09:19Comments(0)コラム

2021年01月01日

義務感

義務感

今回の内容は義務感について書いていきます。

義務感というのは良い面としては他人と共同生活を行う上では共通のルールとなり重要なものになるのですが、場合によっては自分を制限させ、ストレスの原因となる場合もあるのです。
うつになりやすい人は真面目なタイプの人と言われますが、これには当たり前や常識といったことを守らなければならないという義務感が多いという意味になります。
もちろん義務感を持つということは責任感にもつながり、社会的にも好まれる傾向にあるかもしれません。
しかし、自分の中で義務感というのは「守らないといけないもの」なのでずっと意識していなければいけません。

うつの要因の一つとして考えられるのは、考え過ぎてしまうことによるエネルギー不足なのです。
(もちろんうつの要因は身体的要因や遺伝的要因も存在します。)
真面目な人というのは「~しないといけない」とか「~すべきである」とあまり細かいことをこだわらない人に比べ、義務感をたくさん作ってしまうのです。
そうなると細かいことにこだわらない人に比べ、考えることが増えるのは一目瞭然です。

また義務感の表現をしてしまうことにより、自分の無意識の中に負の暗示をかけてしまいます。
「~しなければならない」と表現することは言い換えれば、「本当はやりたくないけどやらないといけない」となります。

義務的な表現をすることで最初は自分のために良い決断をし、開始したことでも、段々と負担を感じ楽しい気持ちはどっかへ行ってしまい、「やらないといけない」という気持ちだけで自分を動かそうとしてしまうのです。
そうなれば、もういくら自分のために始めたことでもストレスになるだけですからやらない方がいいのではないでしょうか?

では「義務感をどうするのか?」ということですが、そんなに難しいことはありません。
ただちょっとだけ意識してみるのです。
「~しなければならない」というのは本当に必要なことですか?

だれのためにすることなのですか?

全部しないといけないことですか?

などなど・・・。

もう一度そのことについて考えてみてください。
そうすると自分の中だけで決めていることが案外多いことに気付くはずです。

また他には「表現を変える」ことです。
「~すべきである」ではなく、「私が~のために自分で決めてする」という表現です。
「すべきである」というのは何か別の力によって強制されてしまうからやりたくなくなるのです。
それを防ぐために「自分で決める」という表現です。
自分で決めたことなら「する」決断もできますし、「しない」という決断もあなた次第です。

やりたくなければやらないなんて選択肢も自由自在。

それだけでも心の負担を減らすことができます。

また自分に対して、義務感が減れば他人に対しての義務感も減らすことが自然とできるので「あの人は何で~しないの!」ということが減りストレス緩和にも繋がりますよ。

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Posted by じろー at 09:16Comments(0)コラム