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2020年09月09日

心遣い

心遣い

今回の内容は心遣いについて書いていきます。

心遣いとは辞書で調べると「あれこれと気を配ること。」とあります。
あれこれと気を配って何をしようとするのでしょうか。
それは相手が望んでいることを受け入れ、理解し、行動していくことにあります。
ここで重要になっていることが「相手が望んでいること」がポイントになります。
この相手が望んでいないことを行なってしまえばおせっかいになります。
おせっかいとは「でしゃばって、いらぬ世話をやく人。」のことです。
実際の行動はどちらも相手に対して親切心にて行なう行動です。
しかし、この同じ行動が心遣いになるのか、おせっかいにかわるのかは重要なポイントがひとつあります。

それは誰のために行動しているのか?
です。

つまり相手の心を見るのではなく、自分の心しか見えていない状態です。
相手中心ではなく、自分中心の世界になっているのです。
しかし相手に心地良く思ってもらうのであれば、やはり相手の心の望んでいることを理解しなければなりません。

言い換えれば、Win‐Winの関係を作ることが重要です。
Win‐Winとは「自分も勝ち、相手も勝つ。
それぞれの当事者が欲しい結果を得る。」という考えです。
しかしおせっかいとは、自分のことを中心に相手のことを良かれと思い行動していますが、所詮は自慰行為にすぎません。
つまりWin‐Loseの関係になるのです。
Win‐Loseとは、「自分が勝ち、相手は負ける。」ということです。
やはりすべての関係において、常に相互の利益を求める心と精神を大切に、お互いに満足できる合意や解決策を打ち出すことが良いコミュニケーションを作る基本です。
他にもLose‐Win「自分が負けて、相手が勝つ」といった自己犠牲の上にある行動も好ましくありません。
当然Lose‐Lose「自分も負けて、相手も負ける」といったコミュニケーションなんて論外。

心遣いをもう一度考えてみると、コミュニケーションの基本である、相手の心を想像するところが始まります。
相手の心の望むことを知り、その後自分が相手に対して「あなたのことを理解し、大切に思っています。」という気持ちを行動に表すことが心遣いではないでしょうか。
最近様々な方が「想像する力がない。」といった嘆きの言葉を良く耳にしますが、私が言いたいのもこの想像する力です。
相手の表情や仕草、そして態度や口調といった相手の発信しているたくさんの情報を基に、「おせっかい」ではなく「心遣い」になるように気づいていきましょう。

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