2020年09月11日

悩み

悩み

今回の内容は悩みについて書いていきます。

当所ではカウンセリングを行っておりますが、皆さんそれぞれ悩みを持たれている方が多いようです。
人によってはあがり症、また人によってはうつ状態、またある人は摂食障害、またある人は高所恐怖症といった悩みなどです。
当所では過去に相談に来られた様々な悩みを様々な種類を聴いてきました。

その経験から私が言えることは、悩みとは理想と現実とギャップにあるということです。
相談に来られた方は皆さん同じことを言われます。

「頭ではわかっているけど~できない。」

きっとあなたも一度は口にしたこたことがある言葉ではないでしょうか。

ではこの頭ではわかっている部分とは一体何なのでしょうか。
答えはあなたの理性や道徳心といったあなたを正しく導こうとしてくれる意識の部分です。

あなたの理性や道徳心が頑張ってあなたの望む夢や目標に向かって連れていこうとしてくれているのです。
しかしそこにはもう一つの自分がいるのです。
それは無意識の部分です。
無意識とは非常に我侭な子どものようなところで、自分のしたいことをしようとしたり、自分の言いたいことを好き勝手に言おうとしたりするのです。

その無意識を理性や道徳心で抑え、夢や目標に向かわせようとするのです。
しかし無意識の部分に向かいたくない理由があれば協力をしようとは考えてくれるはずもありません。
つまり、今自分の中では理性や道徳心と無意識が戦っている状態になっているのです。
以前にも書きましたが、無意識は全体の約九割を占めています。つまり九割の力で抵抗されたら、残り一割の力でどんなに抑えつけようとも無理なのです。
それよりもお互いが協力し合い、お互いが望む方向へ向かう方が楽なのです。
自分の中にある無意識が何を望んでいるのか理解しなければ、お互いに協力なんてしてもらえるはずもありません。
そのためには、悩んでいる理由を自分の中で理解してあげることが大事になります。
そうすると今本当に悩むべき問題なのか、それとも必要のない悩みなのか冷静に判断できるようになります。

悩んでいる人は必要以上にあれもこれもといった感じで悩みを増やす傾向にあります。
悩みが増えれば増えるほど、束縛を感じやる気がでなくなるのです。
そうなる前に、悩みを整理して減らしてあげることが必要なのです。
別に悩みがあることが悪いわけではありません。
ただ問題なのはその悩みがあることで自分の中での制限が増え、本当に望むことができない状態こそがあなたを悩ませていることをご理解ください。

誰かに聞いて欲しいときあなたに寄り添います うつ状態、気持ちがすぐれない方へ、24時間対応可能



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