2020年10月09日

視線

視線を意識する

今回の内容は自分の視線を意識することの大切さについて書いていきます。

相手の視線の動きで不快に感じた経験は、一度や二度ぐらいは誰にでもあるはずです。
いや実は視線の動きで不快に感じていると感じていなくても、無意識に「何となく不快」に感じているかもしれません。

例えば、友達と一緒に食事をしている時に、こっちは楽しい話や面白い話をしているつもりでも、相手の視線が自分を見るのではなく、全然違う所を見ていたり、時計や携帯電話をチラチラと気にしていたりすることがありますよね。
あなたはきっと、
「私の話ちゃんと聞いているの?」
と聞きたくなります。
相手にしてみれば、話はちゃんと聞いているはずなのですが、どうしても他に気になることがあると無意識に視線が動いてしまうのです。
しかし視線は無意識に動いていることもよくありますが、実は自分である程度コントロールをすることが可能なのです。

あなたは人の話を聴くときにどこに視線を持っていくのが良いか理解しているでしょうか。
「相手の目を見て話を聴くことが当たり前だ。そうでないと相手に失礼だろう!」
なんてことを思っている人、非常に多いかもしれません。
そういった教育を学校の先生や、親、そして会社の上司と様々な人に言われたかもしれません。
しかし視線を相手に持っていった方がいいのかどうかは、相手にとって違うのです。
「何で?」
と疑問を持つ方も多いでしょう。
よくコミュニケーションを円滑にするために、
「○秒相手の目を見つめて、その後○秒目を反らしましょう。」
なんてことを書いている本などありますが、はっきりいってしまえばそんなものコミュニケーションでも何でもありません。
コミュニケーションというのは、相手が目の前にいて、相手が色々なことに反応し、自分がどういった反応を起こすかによりコミュニケーションの良し悪しが決まるのです。
マニュアル化されたロボットを相手にするのであれば、充分通用するのでしょうが、相手は生身の人間ですよね。

では、先ほどの話に戻りますが、
「話を聴くときにどこを見ればいいのか?」
という答えなのですが、答えはありません。
といってしまえば不満に思う方も多いでしょう。
あえて答えるならば、
「相手の視線に自分も合わせる」
ことです。
相手の視線に合わせて、相手が視線を外した時には、自分の視線も自然と外すといったことが最もふさわしい答えになるのです。
そんな視線の動かし方一つにも、相手を心地よくする秘訣があることを覚えておいてくださいね。

今泣いているあなたに寄り添います 独りで泣いているあなたにそっと寄り添います



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